「何かからの自由」が目的なのはダメなんだね。自由というのは、「何かを成し遂げるための手段としての自由」でないと意味がない。
-[1951-] 東京都出身の映画監督・作家・2017年度米国第44回アニー賞にて功労賞:ウィンザー・マッケイ賞受賞 押井 守の言葉-
押井 守監督といえばアニメ界で知らない人はいないよね。
『機動警察パトレイバー』『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』なんか全米でも大ヒットしたのは日本人として記憶に新しいよね。

その押井監督が、今月、アニメ界のアカデミー賞といわれる、米国のアニメーションアワード『第44回アニー賞』で功労賞の「ウィンザー・マッケイ賞」を受賞した。

スタジオジブリ関連の『レッドタートル ある島の物語』が話題になっているけど、僕は押井監督の受賞にひかれたんだよね。

僕ら昭和の世代のアニメ一期生だから、僕自身はアニメに偏見はまったくないんだ。それどころか『ウルトラマン』『仮面ライダー』シリーズなどの実写特撮番組も大好きだしね。
いまでも自分自身が苦境に立ったときに『ウルトラマンティガ』に変身する妄想をよくみるんだ。

アニメ・・・とくに『機動戦士ガンダム』を始祖とするロボットアニメの世界的な影響ははかりしれないと思う。僕らの世代以下のデザイナーは何らかの影響をここから受けている。アメリカのハリウッドしかり、カーデザインしかりだ。
日本人は昔から、おもちゃにしろ、人形浄瑠璃にしろ、変身&可動ギミックが大好きだった。
あろうことか、昨今のランボルギーニドウカティなどのイタルデザインにまで影響があるのは一目瞭然だ。

これも大きな意味ではジャパネスクといえるかもしれない。
そこが評価されての押井監督の功労賞だと思うんだよね。
その押井監督の言葉は重いと思うぞ。これだけ世界から認められたジャパン・アニメ文化だけど、日本の国内での立場はけっして高いとはいえない。
まあ、「経済の時代」に遊びもせずひたすら勉強した人がつくった社会だから窮屈なんだよね。
自分の成功体験の呪縛に縛られてる連中には理解できない世界かもしれないな。

押井監督はじめ、宮崎駿さんもそうだろうけど、苦労苦労の連続だったはずだ。
だからこそ、いまのアニメが大好きなワカモノに言いたいんだよ。
「押井監督のこの言葉をよく聴け!」ってね。

時代は変わっても、何かから逃げることが「自由」じゃない。何かを成し遂げることが「自由」なんだ。
何かを成し遂げるには、具体的な「目標」が必要だ。
「夢」なんて漠然とした言葉じゃダメだ。「具体的な言葉と数字で言える目標」となってこそ「夢」なんだ。

それをよく考えて目的のない夢追い人から目覚めて、「自由」を目指そう。
それは最初はとっても不自由かもしれないけど、人生のラストに不自由になるよりよっぽどいいでしょう?




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