IS:イスラム国がやろうとしていることは前代未聞のことのように見える。しかしそうではない。
IS:イスラム国は、ソビエト連邦ができる前の「革命ロシア」によく似ている。
‐[1960-] 東京出身の外交官・作家 佐藤 優 池上 彰[1950-] 2015年共著『大世界史 現代を生きぬく最強の教科書』2章 中東こそ大転換の震源地‐
2017年明けましておめでとうございます。
この「バイカー修ちゃん・今日の一言」もついに足かけ18年めに突入しました!おそらく僕は日本最古参のブロガーの一人だろうと思います。

2017年も不穏な1年になりそうですね。こういうときは100年単位の歴史で世の中を考えてみることです。100年前の1917年・・・世界になにが起きていたか?
100年前の1917年は第一次世界大戦のまっただ中だった。この戦争、乱暴な言い方をすると、近代産業革命を迎えた英仏を中心とした連合国と、中世を色濃く残すドイツ、オーストリア=ハンガリー帝国、オスマン帝国の争いだった。
つまり「変わりたい」新興国家vs「変わりたくない」中世国家の争いだったわけだね。結果は当然、新興国家群の勝利となった。

また、連合国ながらも中世国家を地で行くロシアでレーニン率いるボルシェビキが「ロシア革命」を起こしたのも1917年だった。あえなくニコライ2世とその一族が処刑されたのもこの年。あえなく中世を色濃く残すロシア・ロマノフ王朝は、レーニン率いる超革新的組織・共産党ボルシェビキから消されたのだった。

アメリカから侵略されて無理やり併合されたハワイ王国の女王リリウオカラニが亡くなったのも1917年。
そして、近代アメリカの象徴ジョン・F・ケネディが生まれたのも1917年だった。
1917年という年は、中世と近世が入れ替わった年だったと言えるかもしれないと思うぞ。

さてそれから100年後の2017年はどんな年になるんだろう?
超革新的組織・ロシア共産党率いるソビエト連邦はとっくの昔に崩壊し、いまじゃ中国共産党を残すのみ。この「変わりたくない」国家と、分化の時代を謳歌する「変わっていく」西側諸国との争いになるのかな。

それとも、遅れてきた「変わりたくない」組織IS:イスラム国や、北朝鮮などとの争いになるのか、まったく予断を許さない。
でも、もしかして「変わりたくない」国の代表は、わが日本なのかもしれないな。
みなさま、本年も「バイカー修ちゃん・今日の一言」をよろしくお願いいたします。

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