ピーター・ドラッカー

昨日を捨てることなくして、明日をつくることはできない。

しかも、昨日を守ることは、難しく、手間がかかる。

組織の中でも貴重な資源、特に優れた人材を縛りつける。

[1909-2005] ウィーン出身の米国の経営学者 ピーター・フェルディナンド・ドラッカー『明日を支配するもの』上田惇生訳より

昨日まで、会社のスタッフ3人と東京に出張していた。

東京ビッグサイトで開催されている、「国際ホテル・レストランショー」通称「ホテレスJAPAN」

http://www.jma.or.jp/hcj/jp/index.html

の見学と、25、26日にロイヤルパークホテルで開催された、「2009年度日本経営品質賞表彰式・報告会」に参加するためだ。

http://www.jqaward.org/QuestConference_09.htm

今年は、「株式会社スーパーホテル」と「万協製薬株式会社」が受賞した。

寛仁親王殿下のおことばから始まり、元アサヒビール会長で現NHKの福地茂雄会長の基調講演もすばらしかった。

やはり、社員満足(ES)と顧客満足(CS)から改革をはじめるこの「経営品質」の考えは現代の組織運営のバイブルだ。

時代が変われば昨日の組織は捨てなければならない。

新しいことを行うには、古いものを捨てなければならない。

イノベーションの時代だ。

しかし捨ててはならないもの、変えてはならないものがある。

それは「理念」だ。

わが社の理念は、 「誠実にして、正確を旨とし、以って社会に貢献すべし」だ。

今の組織や企業にこの「理念」のない会社のなんと多いことだろうと思う。

「理念」がないってことは存在する「哲学」がないってことだし、なんのために存在するのかわからない組織は浮き草のように、「今の儲け」に走るんだろう。

そんな会社に、儲けが尻尾ふってくるわけないじゃん。

時代をつくるのは人間の心だし、変革を起こすのも求めるのも人間の心だと思うぞ。

で、あれば会社や組織の最大の資産は、ビルでも不動産でもなくてそれは「社員」だ。

ドラッカー先生のいうことは本当に正しい。

上田惇生先生の素晴らしい訳もあいまって、ドラッカー先生の言っていることは、見事に「経営品質」の理念と実践のベースになっていると思うぞ。

過ぎ去った「昨日」に大事な人材をあてていると、大事な「明日」にあてる「人財」が育たないじゃないか。

学校はあいかわらず、教えたことしかできないエンジン無しの「グライダー人間」を量産するし、会社は「顧客満足」って叫んで、能無し安売りのオンパレード。

お客様が望んでいるのはそんなことじゃないはずだ!・・・これが基本でしょう?

ってな話しをすると、「それはなんですか?」って安易に聞く人があまりにも多い。

「答え」はないんです。「答え」は自分で「定義」するんです。

考えない人が多すぎる。自分ではまったく考えられない。

あなたは「グライダー人間」ですか?

どうせ聴くんなら、お客様と社員さんに聴いてみることだね。

ドラッカー先生も言っている。 「真摯になれ!」

頭のいい人はいっぱいいる。才能のある人もいっぱいいる。

しかし、真摯に人の話しに耳をかたむける人の少ないのはどうしてだろう?

なんで「自分の話し」しかしないんだろう?

答えも見つけられないくせに「オレが、私が、オレ様が!」になるんだろう?

真摯であるって資質の人はあまりにも少ない。

でもドラッカー先生は言ってる。

大事な人間の資質の第一は 「真摯であること」だってね。

過去の栄光が役に立たない時代。自慢話になんの価値がある?

真摯になって、社員の心の声を聴こう。お客様の心の声に気付こう。

身体中の五感を駆使して・・・。

自分も一人の人間だって真摯になろう。偉くもなんともないんだって謙虚になろう。

そしたら昨日を捨てる勇気がでてくる。

「常識」って実体のないものからの呪縛から解きはなたれる。

それを教えてくれるのはお客様だ。「あなたの会社はダメ会社だよ!」ってね。

真摯に聴こう。本当のことなんだから。

変革を実行してくれるのは社員さんだ。 「これまでわが社はこんなにダメな点がありました!」って言ってくれる。

真摯に聴こう。本当のことなんだから。

社員の立場の人も自分の「責任」を考えてみよう。 「自分は今までなんでも会社のせいにしてきました!」って悟りなさい。

いいも悪いも「自分が起点」です。

そして、ドラッカー先生の今日の一言をよーく読んでください。

真摯に読もう。本当のことなんだから。

それがあなたの「経営品質」のはじまりです。

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コメント(3)

修さんこんばんは。
「幕末太陽伝」は日本映画の大傑作だと思います。
こんなエンタテイメント満載の映画が昭和32年に作られたのですからね!
「椿三十郎」も最高です(リメイクは駄目)。
チェインジリングは辛い映画でした。
グラントリノは予想通りの展開でした、が、出演者全員が大変良くやっていました。
俳優ではヘクター・エリゾンド:ダニー・デビート:ショーン・コネリー:デンゼル・ワシントン:
ウイル・スミスが好きです。
日本では志村喬:笠智衆:高倉健(晩年の):寅さん:竹之内豊
香川照之:堺雅人。
是非是非是非観て頂きたい映画。
「勇気ある者」「小説家を見つけたら」「山の郵便配達」
「ローマの休日」(失礼)「ウォルター少年と夏の休日」
「遙かなる山の呼び声」「雨あがる」「東京物語」
殆どご覧になっているかも?ですが、お勧めです。

arakansinさんいらっしゃい!
そんなわけいきませんよお~!
僕の読書ねえ・・一度に5冊くらいの本を併読してて、なにがなにやらわからなくなることもしょっちゅうです。
でもちょっとした時間に本がないと不安になっちゃうタイプで、バッグの中には常に3~4冊入ってますよ。

昨日の『龍馬伝』よかったですねえ!
バイカー修ちゃん、8時からのNHKのやつと、10時からのBSを2回見ました!
しかし残念だったのは、「津波の日本地図」が邪魔だった・・・。

しかし、NHKは公共放送だから文句はいいません!
最近、arakansinさんに影響されて、映画にハマっています。
クリント・イーストウッド監督の『チェンジリング』『グラン・トリノ』そして、昭和32年のフランキー堺『幕末太陽傳』です。渋いでしょ?

船橋様
コメント欄を使用してごめんなさい。
(これでしか連絡の方法を知らないので...)
今日の龍馬良かったですね~。
久しぶりに一杯飲んで泣いてます。
福山龍馬良くなってきました!!
司馬遼太郎さんが日本人に強烈に埋め込んだ龍馬像ですが、
イイんですそれで。
その龍馬像や時代背景を利用した青春ドラマで良いと思います。
若さ!の素晴らしさを感じます。
琢磨は波乱の生涯だったとインフォメーションで言ってました。
人間誰一人として「波乱の生涯でない者は居ない」と思います。
「私心」と言うものがまるで感じられない、若い龍馬に涙しまた。
修さんのブログから辿った、くまさんのお爺様の短歌
『 逝く秋を あつけらかんと散る落ち葉 次代のことは 天にまかして 』
読んで泣いてしまいました。
泣き虫ですよね~。
修さんの様に多忙な生活を送っておられる人が、いつ本を読み
いつTVをご覧になるのか不思議です。
「免疫の意味論」悪戦苦闘しています(笑い)。

読んで戴ければそれで良いので、コメント欄にはアップしないで下さい。

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