維新後、「殿様」は置いてけぼりになった。
賢侯といわれるよほどの器量をもったひとでも、そこは大名育ちのために実際の政治や行政を担当するには、能力よりもまず性格や対人関係がそれに適いていない。
‐[1923-1996] 司馬遼太郎「坂の上の雲」(一)海軍兵学校より‐
昨日も「坂の上の雲」がありましたねえ。バイカー修ちゃんはハマっております。
ちょうど第一巻が終わったくらいかな?
今日の一言は、先週のNHK「坂の上の雲」第2回で秋山好古が、島津の若殿様のフランス留学に同行せねばならなくなって、陸軍での出世をあきらめ、それを受け入れるシーンがあったでしょう?
その場面での原作の説明です。
そのあとこう続きます。
「あれほどのさわぎになった戊辰戦争でも、戦国時代の大名のように殿様みずから藩兵をひきいて戦場にのぞんだということは、一例もない。
これが、維新後、旧大名が政治の場から消えざるをえなかった最大の理由であるといわれている。」
なるほどねえ・・。
徳川幕府も大名も滅びるべくして滅んだんだなあ。
サムライはいつの間にか、特権階級の官僚になっていたし、大名はいつの間にか、「公家」化してなんにもできないおぼっちゃまに成り下がってたんだ。
なんにもできないおぼっちゃまリーダーに、事なかれ主義の官僚組織・・・これが大方の「武士」の実態だったんだなあ。
こんな組織・・今もありませんかね?
官庁に、大企業に、中小企業に、学校に、病院に、農家に、・・・・いっぱいありそうな気がするぞ。
「英雄は貧しい中から生まれてくる」っていう台詞もあったけど、江戸幕府が堕落するのに250年かかったのを、今の日本は戦後60年で堕落しちゃったのかな。
平成維新になにがおこるのか?
山さんもコメントで書いていたけど、
http://www.q-bic.net/biker_blog/2009/12/post-2125.html#comment-110
「日露戦争」というのはロシアという重量級のハードパンチャーに3階級下の無名の日本チャンピオンが無謀に(いや果敢に)挑み、時に物凄いハードパンチを浴びながらもイギリスという助っ人にアドバイスを請いながら、コツコツとクリーンヒットを放ち顔を思いっきり腫らしながらも 最後はアメリカというレフェリーの微妙なジャッジによって、僅差の判定勝ちをおさめた戦であった・・・という風に認識しています。」
うまいこと言うなあ・・。
日本は明治においては、まことに運が味方した。
でもそれは、国民のひたむきなエネルギーが呼び込んだ運であろうし、慢心した日本は昭和に手痛い不運を味わうことになるんだけど。
今の緩みきった日本にはこんなエネルギーは感じられない・・・でもね、エネルギーは必ずどこかに圧縮されている。
それが爆発するときが近づいているような気がする。
それが「幸運」に向かうことを期待している。
僕らは明治の「大名」にならないように、自ら学び続けるしかないんだろうと思うぞ。



たごさくさん、いらっしゃい!!!
なんと長崎の当ホテルへご宿泊とのことありがとうございます。
選択は正解です。男の子が多いのはウイングポート長崎です。
クオーレ長崎駅前は女性のお客様が多いんですよ。
たごさくさんも司馬遼太郎さん好きなんですね!
『燃えよ剣』なんか司馬さんじゃ珍しく大活劇ってカンジですもんね!僕もあれで新撰組ファンになりました。
うちにも『徳川家康』ありますよ、山岡荘八さんの。
私も読もうと思って開いてみるんですが、昨今の津本陽さんなんかに慣れているせいか・・・文章が重い。
どうも家康の幼少時代は、信長、秀吉に比べて花がないので読むのは忍従・・・ですよねえ。
ま、鳴くまでまって読んでください。
たまに遊びにきてくださいね!
たごさくです。
他の方のブログではお世話になっておりますが、本丸へ恐る恐るお邪魔します。
ちなみに1月2日の高校卒業25周年同窓会IN長崎に1泊2日の行程で出席するのですが、ホテルクオーレとウイングポートはどちらが男の子用ですか?後者の方がかっこいい名前だと思ったので予約しました。お世話になります。
ちなみに『たわけたごさく』は本名ではありません。イニシャルが同じなだけです。
司馬遼太郎作品は、『翔ぶが如く』、『燃えよ剣』、『歳月』と20代の頃は引き込まれるように次々と読みあさった憶えがあります。読み応えがあってたごさくはどの作品も好きです。
最近は同窓会の日が近づくにつれ、高校時代を思い出しながら当時大河ドラマで放送していた『徳川家康』の原作本(山岡荘八著)を読みふけっています。8月から読み始めてまだ7巻です。超スローペースです。たごさくには少し難解です。
それでは、これに懲りず、今後とも宜しくお願いします。