行動がすべてである。栄誉に価値はない。
‐[1749-1832] ドイツの詩人・小説家・科学者 ヨハン・ウォルフガンク・フォン・ゲーテの言葉‐
昨日は、九州内のバイカー修ちゃんの同業者・・つまり事務機屋さんの若手経営者(つまり二世ね)が11人やってきた。
1時間半ほど大村の本社で話をして、長崎のホテルへ移動し、夜懇親会をおこなった。
若い人たちと話をするのは楽しいねえ。エネルギーをいただける。
しかしこのご時世、OA機器もスチール家具も文具もなかなか厳しいのが現実だ。
先般の日経新聞にも、大手保険会社の経費削減で、ファイル買うにも自腹で買わなきゃいけないなんて記事が載ってたな。
われわれの父の時代は「高度成長」でいけいけどんどんで成長した。
まさしく「武士のごとく」行動してきた世代だ。それまでの伝統なんかくそくらえ!
新しいものがすべて、古いものは破壊しろ!合理化自動化こそ時代のニーズ!
新製品に買いかえろ!大きいことはいいことだ!
ってな調子でどんどん拡大してきた時代だ。
動くことが売上拡大、「正しい」ことはハッキリしていた。国中が浮かれていた。
クリスマスには酔っ払ってトンガリ帽子に赤い砂糖漬けのチェリーの乗ったおしくないケーキを持って帰ってきた。
そんな父の時代に今あるほとんどの大企業も中小企業も病院も役所も学校も成長してきた。
父の時代は日本が世界に誇る「栄誉」の時代だ。
輝けるニッポン!もう戦後じゃないぞ!ニッポンはすごい!
「あっぱれ!」ニッポン・・・今の世代はもうこんなことすら知らない世代がいるんだね。
ちなみに「あっぱれ」って言葉は、本居宣長で有名な「もののあはれ」の「あはれ」に通じる。
公家などハイソな貴族がこのむ「もののあはれ」を悲しいかな力をつけた粗野で野蛮な武家の連中はなかなか身につけられなかった。
そこで!「あはれ」っていう文化的な価値を、武士(もののふ)の勇ましさに「あっぱれ」っていう価値観を創造したんだ。
オヤジたちの世代は、まあサムライの「あっぱれ!」な世代だったと言えるだろうと思うぞ。
しかしね、時代は変わった。変わってしまった。
もう文化は成熟した。今や軽薄な「新しいモノ」より伝統のある「古いモノ」をありがたがる時代だ。
昭和の時代の薄汚い下町の記憶だっていまじゃ文化に昇格した。
これからの時代は「あっぱれ!」じゃなく「もののあはれ」の時代だろうな。
逆行じゃないよ。
発展途上のニッポンから円熟の文化大国ニッポンへの「ルネッサンス」だ。
さあ草食系男子の諸君! 肉食系女子のおねえさま!
「もののあはれ」の時代への転換だ!
行動こそすべてである!
過去の栄誉に価値はないぞ!



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