ロシア人の精神構造は、合理主義的な教育を受けた西欧人には、全く理解できない。
たとえば父親を殺しても、警察で告白すれば2年の刑ですむ。物を盗むなどは微罪にも当たらない。
だから盗まぬ奴は馬鹿だということになる。ところが、アメリカのシボレーの方がロシアのチスよりよい車などと言おうものなら「25年の懲役」だ。
もしスターリン、フルシチョフ、ブレジネフなり、ときの指導者の悪口を言ったら、無期禁錮か死刑だろう。私のいたソ連の刑務所には、共産党の独断論(ドグマ)に反対した多くのソ連市民が入れられていた。
彼らは理性的で常識のある人たちだったが、NKVD(内部人民委員部)は彼らを体制外の人間として締め出すのだ。
‐[1922~93] ドイツ空軍の史上最高の撃墜王(352機)エーリヒ・アルフレート・ハルトマン「不屈の鉄十字エース」より‐
ハルトマンといえば飛行機好きで知らぬものはない、ソ連軍や連合軍から「黒い悪魔」と恐れられた352機撃墜という第二次大戦中のドイツ空軍のトップエースだ。
愛機メッサーシュミットBf109の機首を黒くチューリップ型に塗装していたからそう呼ばれた。
これがどれくらいスゴいかというと、英米のトップエースはスコアが30機くらいなんだ。日本のエース岩本、西沢や坂井が60~80機(岩本本人は200機以上って言ってる)、旧ソ連のコジェドゥフが60機強、といえばどれくらいスゴいかわかるでしょう?ケタ違いなんです。
ドイツ空軍には100機以上撃墜したエースが100人以上いるんですねえ。
いくら敗戦国とはいえこの「国民的英雄」を捕虜にしたソ連は、国家的犯罪者として投獄、10年以上も拷問・洗脳を繰り返した。
たしかにハルトマンはたくさんのソ連パイロットを殺したかもしれないけど、これは戦争だ。
ソ連のトップエース・ウクライナ人のコジェドゥープは62機撃墜して「ソ連邦英雄」で元帥だ。
なんじゃこりゃ?少なくとも英米の文化では、敵国といえども勇者は賞賛する文化がある。
さすがはドイツの黒騎士、ハルトマンは屈せず(まあ、屈しなかったから10年も投獄されたんだけど・・)西ドイツに帰還、新生ドイツ空軍の創設に貢献した。
共産党の支配する国って恐ろしいねえ!旧ソ連は崩壊したけど、いまだわが国のまわりにはこの共産党の一党独裁の国がある。
このハルトマンの身をもって体験したこの本はおもしろかったなあ。
今、先週一緒にスイス、チェコ、オーストリアを旅行した児玉さんから春江一也「プラハの春」っていう本を贈っていただきました。いま100ページほど読んだのですが素晴らしい内容です。
あの絶句するほど美しかった都市プラハ。
チェコがまだチェコスロバキアだったころ自由を求めて立ちあがり、無残にもソ連の戦車に踏みにじられた「プラハの春」。
この小説を読んでいると、あの美しいプラハ城、カレル橋にチェコの人々の涙と苦悩がこめられていることを感じます。読んでしまって紹介しましょう。
いかに「共産主義」が人心を踏みにじっているかを知ってほしくて今日は、ハルトマンの手記を紹介しました。
昨日東京に日帰り出張してきました。
あの東京の「美しくなさ」はなんなんでしょうか。たしかに大きく、高く、おもしろく、便利なんだけど、美しくない。街に思いと情念がこもっていないような気がする。
焦土からたちあげた街っていうとベルリンもハンブルグも同じだ。でもこれらの街には情念がこもっていてさもそれが中世からあるような錯覚にとらわれる。
共産党がつくった上海も美しくない。なんだありゃ?
共産党のスローガンみたいな三流画家が絵に描いたような未来都市だと思うぞ。
あれを見てると過去を未定する共産党に未来はないなあって思うなあ。
こんなことブログで書いたら、危険分子として中国公安にチェックされてビザがおりないかも・・。



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