なにがいけない? 密告者は密告をし、強盗は強盗をし、人殺しは人を殺し、恋人は恋をする。
‐[1930-] フランスの映画監督 ジャン=リュック・ゴダール 1959年作「勝手にしやがれ」より‐
バイカー修ちゃんの好きな映画ネタでいこう。
最近、久々新しい映画を観たんだ。「海の上のピアニスト」と、大好きなジョディ・フォスターの「フライト・プラン」。
この「フライト・プラン」は正直イマイチだった。
ジョディの「コンタクト」や「ネル」、「羊たちの沈黙」を知る僕として・・こんなものではないだろうって感じかな。
でも「海の上のピアニスト」はよかったなあ。大人のメルヘンだね。こんな映画大好き。
僕は女性っぽい映画が好きなんだ。ドンパチものはあまり好きじゃない。
映画ってやっぱり観なきゃだめだよねえ。
僕の観かたとしては、旧作と新作を交互に観るってやりかたなんだ。
たとえば、ピアノものだったら、タイロン・パワーの名作「愛情物語」とか、あの世紀の怪作「アマデウス」をいっしょに観るとかね。それと新しい「戦場のピアニスト」を見るとか。
映画のいいところは、その時代はその時代でしか表現できないってところかな。
「愛情物語」はぜったいに50年代のアメリカでしかつくれない。リメイク不可能のあの映像。
映画ってそういう時代を色濃く表すんだね。
そういう意味で今日のこのゴダールの「勝手にしやがれ」のジャン=ポール・ベルモンドとジーン・セバーグのぶっとんだカップルのハチャメチャぶりは、すでにフランスでは今ごろのニッポンによくいるパンクがすでに50年代にいたことを象徴する怪作だ。
こういう映画は、映画評論家にはウケるんだけど、じつはあまり観た人がいない映画の代表だ。
「勝手にしやがれ」ってタイトルだけが有名な映画。日本でも歌謡曲の曲名にもなっている。
ストーリーはあってないようなもんだし、セリフはドキュメントタッチで聞き取りにくい。
10人中8人はおもしろくないって言うだろう。でもなぜかバイカー修ちゃんは好きなのさ。
でもあまり人にはすすめないけどね。
だって、「おもしろい映画紹介して!」って言われて教えるんだけど、必ず言われるんだ。
バイカー修のすすめる映画はワケがわかんないって・・。あなた、そんな経験があったら僕と同類ですよ。
でも今日のこのセリフは強烈でしょ?不思議と説得力があるんだね。
ストレートで反論を許さない。このセリフにゴダールのこの映画のテーマが言い表されている気がする。
この前、久々観たら、すごく興奮したね。
そんな歳になっちゃったのかな。僕って50歳にしてパンクなのか?
えっ?勝手にしやがれって?



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