自分が敵に放った全ての矢が自分に戻って来るであろう。自分こそが自分の敵なのだ。
-[1868-1951] フランスの哲学者 アラン(本名エミール・オーギュスト・シャルティエ)「幸福論」より-
名言の王者といえばこのアラン。本名はエミール・オーギュスト・シャルティエとおっしゃる。
現代は、学問の答えと生きる方法は他人に「習うもの」と化しているので、自分の内面を見ようともしない人があまりにも多いと思うぞ。
なんかあったら「人のせい」。幸せはここにはなくて「よそにある」。自分探しに「よそにいく」。自分が幸せでないのは「社会が悪い」。自分は正論を言っているのに社会が「受け入れてくれない」。
こういう屁理屈をこねる人がすごく多いと思いませんか?
こういう人は他人に「矢を放つ」んだよね。
たちが悪いのは、「自分は正しい」と思っていらっしゃることだ。いやほんとに多いんですよ。
批判や、評論を理路整然とするんだけど、自分からはけっして動かない人。
なのに自分が評価されないことにものすごく不満を持っている。
プライドもすごく高い。ますます矢を放つ。
そしてその矢は・・・もうおわかりですね。アランの言葉どおりです。
動かぬものはけっして評価されない。これが世の中です。
正論ならだれでも言える。
「天声人語」にまったく感動しないのは、実行の伴わない「空言(そらごと)」だからでしょ?
実行の伴わない正論に酔ってるのは自分だけなんです。
それが証拠に、実行の伴う「怪しい言葉」に惑わされる人のなんと多いことか!
言葉には自らの行動の裏づけがあってはじめて生きた言葉になる。
だから、あまり他人を攻撃しちゃいけませんよねえ。
昨今は、あまりに他人を攻撃しすぎる傾向にあることがちょっと怖い。



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