自然から離れれば、こころが頑(かたく)なになる。
-在米の日本人ジャーナリスト エリコ・ロウ著「アメリカ・インディアンの書物よりも賢い言葉」ラコタ族の諺-
僕にとって仕事の癒しはジョギングだったりする。
昨日は久々ジョギングをした。会社から15分もクルマで走れば、山の上のダム湖がある。
長崎県と佐賀県との県境にあたるこのダム湖のまわりを例によって1.5kgのダンベルを持って一周走った。
まあ4キロくらいかな?のんびり走るから、歩くのに毛がはえた程度のスピードだけど。
さすがに夕方近くにこんな寂しいダム湖のまわりを走っている人はほかにいない。
まだ明るいにもかかわらずちょっと怖かったりする。
このダム湖は人造湖だから自然とは言えないし、ダム湖のまわりを一周するこのみょうに整備された舗装路も自然とはいいがたい。
でも、流れる川や、怖いくらい繁った春の香りがする木々は自然だ。
途中水面すれすれまで降りて水辺で休んだ。鳥の声が水面に反響して悪魔の笑い声に思える。
水は凪いで一瞬無音の世界となる。
車が背後の上の道路を通り過ぎる音でわれに返る。
難しい問題を抱えていることも、仕事の悩みも・・・一瞬だけど忘れさせてくれる。
自然は昨日も、今もそして明日もたぶんこのままだ。
僕の悩みなんてたぶん幻想だ。東シナ海で蒸発した水蒸気が雨粒になって山に降り、このダム湖に流れ込んで水の大群となって、下流の川へ流れまた大村湾の海になる。
こんな水の大冒険からしたら、僕の考えてることなんてたいしたことじゃないだろう。
一汗流してまた走りだせば、今日の夜もまたよく眠れる。
たった一時間のジョギングで世界は変わるんだ。
あなたもやってみませんか?



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