千利休

茶は服のよきように、炭は湯の沸くように、夏は涼しく冬は暖かに、花は野にあるように、刻限は早めに、降らずとも雨の用意、相客に心せよ
-[1522-92] 安土桃山時代の茶人・千家流開祖 千利休「茶の湯で最も大切なことは何か」との答え-

今日のこの一言は、茶人利休の言葉なんだ。
わが家は母が茶道をたしなむ。茶を飲む作法というより、茶を通じて生き方のマナーを学ぶって感じがする。
いや「道」っていうくらいだから西欧の「マナー」よりは重いだろう。
「相手を思い・はかる」つまり日本とはそのような国だった・・・。これが「だった」という過去形が悲しい。
いまの日本は確実に壊れつつある。自民党なんかが壊れてもいっこうにかまわないけど、日本そのものが壊れかかっていると思うぞ。
先日も、中川元財務大臣の謝罪会見をテレビで見たけど、あの会見にマナーをおろか、自分がひきおこしたことを謝罪するという誠実さも、謙虚さも反省も、まったく感じられなかった。
麻生首相の会見や問答もそうだ。
まったく誠実さ、謙虚さ、深さ、聡明さを感じない。なぜなんだろう?
英語ができるらしいけど、日本語でこうなんだから、どんな英語を話しているか・・・コワい気がする。
つまりこの方々は、「相手を慮(おもんぱか)る」という教育も訓練もされていないということなんだろう。
これは由々しきことだと思うぞ。
説得力やリーダーシップはここからうまれる。
これが欠如していることは国民みんなが感じただろうし、それが支持率になってあらわれる。
あんな酔っ払って酩酊状態の人間を会見に出すのは、官僚の陰謀だなんていうジャーナリストもいるけど、そもそも国益のかかった会議で酒を飲んで酔うなんて切腹じゃすまないと思うぞ。
こういう最低限のマナーや、人の潜在的な機微(きび)すら読めない人物が政治をつかさどることが大きな問題だろうな。
民主主義の悪しき面が現れた例だと世界の国々は思うだろうなあ。

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