市場原理経済とは「論理」が「情緒」の上位に立つというものである。
-[1943-] 数学者・お茶の水女子大学理学部教授 藤原正彦 2006年3月の発言-
こういう説明はわかりやすいよね。
「論理」はたしかに重要だ。論理的でない仕組みはありえない。
しかしながら、これも程度モノなんだね。あまりに「論理」を重視しすぎると現実から乖離(かいり)してしまうんだね。
これのいい例が「市場原理主義者」がよく言う「法的に認められている」ってやつだ。
合法的なら、非常識でもかまわないって飛躍した論理になっちゃう。
すべてを「論理化」することなんか不可能だ。だから「情緒」を優先させるべきって藤原先生はおっしゃるんだね。
いきすぎた「論理」や「合理主義」はものごとを単純化、矮小化する。
人間のなにげない行動はほとんどが「非合理的」で「非論理的」だ。
人間は、一瞬の行動にじつに多くの判断を無意識にしている。
ここが人間性の深さにつながっていく。
これからの社会はまさに「非合理的」で「非論理的」な、「形式値」より「暗黙値」のほうを重視する世の中になっていくような気がするなあ。



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