吉田繁治

近代的な手法(淵源(えんげん)は1908年のテイラー、T型フォードのベルトコンベア型量産)に反発し、馴染まなかったのがラテン文化のフランスとイタリアだった。そのため、20世紀のGDP経済には遅れた。両国とも、作業分解やシステム的な思考と方法は苦手で、部分や細部が前面に出る。バロック真珠のような部分と個性の突出がある。
-システムズ・リサーチ社チーフコンサルタント 吉田繁治 2005年2月の発言-

いまアメリカのビッグスリー(もう死語だなぁ・・)それもトップのGMが破たんの一歩手前で瀕死の状態だ。GMはかつて戦闘機も生産してたんだよ。コレに落とされた日本人もいっぱいいただろうな。
アメリカはもともとモノ造りの大国だった。
第二次世界大戦で頭角を現し、それこそ兵器から民需・食品まで世界の工場だった。
自動車なんてヨーロッパでは貴族の持ち物をフォードが大量生産で「大衆車」にしてしまった。
革新的な国だった・・これがあくまで過去のハナシになったのがアメリカだ。
今じゃベニスの商人のシャイロックなみの「強欲金コロガし」大国だった・・これも過去のハナシになりつつあるのがまたツラい。
GMもGE(ゼネラルエレクトリック)もアメリカの製造業はいつのまにか「強欲金コロガし」業になっちゃって、バカらしくてモノなんかコツコツ造れなくなっちゃった。
それはその商品にもあらわれている。
GMのクルマなんてなにがあるの?って感じだし、そのアメ車の「粗雑なイメージ」は誰しも思うところだろう。ヨーロッパ車の色気もないし、日本車の繊細さもなく大味だ。とてもアメリカ以外じゃ売れない。
風前のともし火のクライスラーだってかつて「ジープ」なんて画期的なクルマを「発明」した時代があった。
ちなみに「ジープ」はアメリカの第二次世界大戦中の「三つの新兵器」のひとつだ。
あとの二つは、「原子爆弾」と日本の飛行機をバタバタたたき落した近くに来ただけで爆発する砲弾「VT信管」だ。
心を忘れたモノづくりの行き着く先がGMだ。自業自得といわれても仕方がない。
これを政府が助けるのかどうか?難しい選択だよなあ。
いまアメリカの製造業で元気にがんばっているのは「ハーレーダビッドソン」だけじゃないのかい?
日本のトヨタもかつてはかなりいいかげんなクルマを造ってたよな。
なんちゃってベンツか、どーでもムスタングみたいなでどころのすぐわかるモノをかなり長くつくってた。
アメリカ人は「フェイク(ニセモノ)」って呼んでギャグってた。だからトヨタはブランドイメージが良くないんだよなあ。それで「レクサス」なんてブランドがいるわけだ。
ホンダがF1で大活躍してた時代も儲かることしかしない「名古屋主義」だったような気がする。
でもそのころからビッグスリーの凋落は始まっていたわけで、舶来大好きのニッポン人もガイシャといえばヨーロッパ車、もうアメ車なんて見向きもしなくなってた。
トヨタもさすがに自分の未来がGMじゃこまると思ったんだろうなあ。
どーも最近は色気づいているよな。
でもいまだにヨソのコンセプトのパクリが多くかんじるのはご愛嬌かな?
でも、ヨーロッパのテイストは日本人にはウケるようで、昨今クルマもガイシャが増えたよね~。
ニッポンもうかうかしてられないよ!
トヨタさん、「消費者の望むモノ」だけのマーケティングじゃ「革新」は生まれないと思うよ。
レクサス御用達の「アメリカン・ニューリッチ」は一夜にして消滅したんだから・・・。

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