加藤 廣

この信長への悪業の中で、覚えよろしくご出世されたは、わずかに犬馬(けんば)の労を惜しまなかった羽柴筑前殿と明智日向守殿のお二人に過ぎぬ。だが、そのお二人とて、毛利征服の暁にはどうなろうか。筑前(福岡)、日向(宮崎)の官職名の通りに、羽柴殿は九州は筑前に、日向殿は日向にまで行かされて、やれ大村退治よ島津征伐よ、とせきたてられるが落ちではないか。だが、この相手も居なくなればどうなさる?失礼ながら、良犬とて追う兎がいなくなれば煮られるとの譬(たと)えどおり、いつか覇王信長の目からみれば、お二人とも不要の存在となりましょうな。その時は佐久間、林、安藤といった老臣たちの二の舞にならぬという保障がどこにあろう。まっことお気の毒なお方じゃで、筑前殿は。
-[1930-] 作家 加藤 廣「秀吉の枷(かせ)」p191より[1539-1600] 毛利の外交僧 安国寺恵瓊(あんこくじえけい)の台詞

最近、めちゃスケジュールがたてこんでいる。ちょっと更新もサボっちゃった。すみません。
22日の光田先生との食事会の後、翌日23日~24日が京都出張。25日は長崎で友人の結婚式出席。
昨日の26日は、僕のホテルクオーレ長崎駅前のレストラン「プリマベーラ」でジャズピアニスト小國雅香(おぐにもとか:http://www.motoca.jp/)さんのディナーショーを行った。
いやあ大入り満員ありがとうございました!!雅香ちゃんも喜んでました。
彼女の曲をぜひ聴いてほしい。長崎出身のアーティストとしてイチ押しだ。僕はとくに彼女の作品では「春節祭」が大好きだ。おっとっと・・脱線。
・・で今日は宮崎県都城市にクルマで向ってる。朝、5時に家を出た。
今は熊本のPAで一休みしながらコレを書いている。
この出張は、依頼があった「宮崎県中小企業家同友会経営フォーラム」で分科会を任されている。さーて、どんな報告になるのやら・・。
依頼テーマは「徹底的な社員満足の追求で顧客満足の向上」サブテーマは「事業の展開を支える組織づくり」だ。
重いテーマだねえ。大丈夫か?バイカー修ちゃん。
宮崎県ってのは東国原知事で有名になったけど、日本列島の最南端の県だよな(沖縄を除いてね)。
となりの鹿児島は「篤姫」で熱い県だし、明治維新の立役者だ。その影に隠れてはっきり言って宮崎県は影が薄い。
中山大臣の暴言辞任問題なんかもあったなあ。今日紹介したのは、そんな日向(宮崎のことね)を官職名とした明智「日向守」光秀のエピソードを昨今ヒットした歴史小説「秀吉の枷」から紹介した。
なるほどなるほど、小説上での推論とはいえ、なんとなく説得力あるなあ。
これが原因になって信長暗殺・・・かも知れんぞ。
でも宮崎県左遷を恐れて社長を殺しちゃう営業部長ってカンジか?あまりにも宮崎県がかわいそう・・。

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