大海に漂う小船。怒濤(どとう)を立てて動く大船に乗り移る途は求めぬ。その大船の生じさせる荒波に転覆させられぬよう、その大船の進路を見極めつつ、衝突せぬよう進む日本。哀れとも言えよう、健気とも言えよう。
- [1936-] 台北出身の桜美林大学孔子学院院長 光田明正「中華の発想と日本人」p27より-
今日もまた、明日から京都出張だというのに、その合間を縫って、東京から帰って来られた恩師、光田明正先生を囲んで、放送局の社長、神主、アーチスト、女性経営者、音大の女性講師、いろんなおもしろ人間が集まって、またまた長崎のヘンピな海鮮料理屋でおいしい魚をたらふく食べて語り合った。
東京で集まったら一人5万円コースだな。長崎だったらその10分の1だけど。
これがすごくおもしろい。あまりにおもしろすぎてヤバくて書けないのが残念だ。
どうしてこう知的な会話って楽しいんだろう?
篤姫かと思うと、キリストが出てきて伊勢神宮に飛ぶ。山本五十六に行って、アル・カポネに行く。まったく脈絡がないようでいてこれが繋がっているからおもしろい。
外海(そとめ)の大きな真鯛の塩焼きにアジとカワハギの刺身とキモ、ミズイカの刺身をつつきながら、心の底から楽しい時間を過ごした。
おいしい魚はトリップするためのゲートウェイであり、本当のメインディッシュはこの「会話」なんだ。
ニューヨークのブロードウェイで演じた目から見たブロードウェイでの裏話に驚愕し、グリード(強欲)が跋扈(ばっこ)する経済界に理念の必要性を見出し、キリスト教と神道との対比を論ずる。
なんなんだ~!この人たちは!みんなどうやって酒を飲んでる?
不景気な仕事の実りのない会話かい?ウソ八百の自慢話の口(くち)プロレスかい?
プライベートで集まる人生のプロ集団の会話ほど楽しいものはない。
年齢も性別もバラバラ。でも尊敬すべき人生の達人だ。
僕はただその末席を汚しているにすぎない。



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