中内 功

キャッシュレジスターの響きはこの世の最高の音楽である。スーパーの人ごみはこの世の最高の名画である。
-[1922-2005] 神戸出身ダイエー創業者 中内 功の言葉-

この人ほど強烈なインパクトのある経営者はそういないと思う。
本田技研の本田宗一郎さんくらいかな。しかし、本田さんは世界的なジャパニーズ・ドリームの体現者。
中内さんはドメスティックな人であるという評価は否めない。
正直言うとこの人を快く思ってはいなかったんだ、バイカー修ちゃんは。
でも最近、事業に失敗した、成功したってだけで評価していいのかな?って思うのだ。
そりゃ失敗より成功がいいに決まっているけど、全力で生き抜き、自分の価値観をまげずに生き抜いたことそのものが大事ではないだろうか?
中内さんは、戦場で奇跡的な生還をはたし地獄を見てきた。その生への執着と闘争心がダイエーを生んだ。
今日のこの言葉には事業へのはてしない愛情を感じる。ひるがえって今のわれわれはどうか?
スマートに仕事のプロセスを追って、成果のみに興味を示す。うまくいかなくなったら「ポイ!」だ。いとも簡単に辞めちゃう。一国の総理大臣だってこの体たらくだ。
あの首相なら日本がもし侵略されたら「国民の命が大事」てなこと言って、さっさと降伏するだろうな。
そりゃ中内さんは引き際がまずくてダイエーをだめにした。あんな会社に1兆円もつぎこむなんて国も頭がどうにかしてる。1兆円だよ!あれを10億円ずつ、中小企業に投入したら1000社もの中小企業が助かる計算だ。
それはさておき、日本人にもこんなにハングリーな人物がいたんだよね。
私費を投じて大学までつくってる。けっして個人の私利私欲でやったんじゃないんだろう。
もう一度再評価していいだろうし、こんな日本人が今必要なんじゃないかと思うぞ。

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