立花 隆

権力は変身能力を伴ったときにはじめて長つづきする。
-[1940-] 長崎県出身の作家・評論家 立花隆20056月の発言
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これはうまいこと言うなあ。
時代にあわせて変わり身が肝心ってことだね。
日本を見てみよう。わが国はみなさんご存知のとおり、1945年の敗戦以前は、日清戦争、日露戦争、第一次世界大戦、シベリア出兵、山東出兵、満州事変、日中戦争と、戦争をやりつづけてきた。
よくもまあ貧乏国家の分際でこんなに戦争をやり続けたなあ。
まちがいなく、この時点で世界は日本を「もっとも好戦的で危ない国家」だと思っていただろう。
ところがだ、この敗戦以後、日本はこの60有余年間、国民の血を流さなかっただけでなく、日本国の名において他国の国民を一人も殺さないできた。
世界の主要国で、誰も殺さず誰も殺されない不戦国家でありつづけた実績を残すことができた国は、日本の他にはないだろう。
これはすごいことだと思う。ほとんどの国家はその人格に一貫性がある。時代に合わせて多少は人当たりがよくはなっているが、日本人ほど劇的に変化した国家はない。
ここが外国人が日本を理解できないところだし、不可思議だと思うところだろう。あの筋金入りの日本人とフヌケのクラゲのような現代日本人。
こりゃ研究の対象になるわな。日本人の強さはこの「変身能力」にあるとバイカー修ちゃんは思うなあ。
問題はまたいつ変身して過激な日本人になってしまうかだ。
これだけは・・・誰にもわからない。

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