2008年06月23日

サルヴァトーレ・フェラガモ

靴というものは、はいた瞬間から快適でなければならない。靴にはき慣れるということは絶対にない。靴の方があなたの足を慣らしてしまう。新しい靴は、はいて10秒後も10週間たっても10ヶ月が過ぎても快適であるべきものなのだ。店を出る時点でフィットしていない靴は、その後も絶対フィットしない。決して、金輪際フィットしない。
-[1898-1960] イタリア フィレンツェの「夢の靴職人」 サルヴァトーレ・フェラガモ「靴の選び方」について-

バイカー修ちゃんは、あまり同じ人を続けて書かないんですが、フェラガモの言葉の反響に少々驚いています。
この人の起こしたブランドは偉大なんですねえ。
靴のようなシンプルなものほど、難しいのかもしれないね。タクシーママによると、「どのブランドの靴を試しても、フェラガモにかなわないんです」これはすごいことだと思うぞ。
あんなにシンプルな構造の靴でさえマネができないのだ。複雑系の工業製品なんかはどんなにマネて学習しても、オリジナルには及ばない。想像するに似て非なるものとなるだろう。
まるで、なんでも付いてギミック満載なのに、運転するとなんか寝ぼけている某社の高級車に、運転品質とはなんなのかという問うてみたい。スズキの「スイフト」なんか高級車でもなんでもないのに、バイク乗りが造ったクルマだ!と「ハッ」とさせられた。
つまり「創り手の哲学」なんてのがあるんじゃないかなあ。そこでフェラガモ先生の「靴の選び方」だ。バイカー修ちゃんまちがってました。革靴は伸びるから少々きつめでも慣れちゃうさ。なんて思ってました・・・。浅はかでした。
こんな考え方で靴を買ったら足がおかしくなるはずだよね。靴が好きな人は男性も女性もけっこう多いよね?
足が少々、変わった形で悩んでいる人も多いでしょう。だから靴には気をつかわないとね。
自分の身体でいちばん苦労している部分なんですから。だから足には人生への姿勢がモロに出るんでしょう。
フェラガモはこうも言っているんだ。「何百、何千という数の足が私の手の中を通り過ぎ、私に語りかけた。ウィンザー公夫人やスーザン・ヘイワードのような完璧な足たち。足はその人の性格を伝えるのだ。」

自分の足をよーく眺めて、人生を振り返ってみる。それもまたよし。少々、贅沢な靴を買ってみるのもまたよし。自分が奥さんの足に素敵なプレゼントもまたいいかもしれないね。

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