2008年03月20日
アーサー・C・クラーク
時のあけぼの以来、およそ一千億の人間が地球上に足跡を印した。銀河系の星の数もまた一千億。地上に生をうけた人間ひとりあたりに一個ずつ、この宇宙では星が輝いているのである。
-[1917-2008] 米国の小説家 アーサー・チャールズ・クラーク「2001年宇宙の旅」前文p21より-
なんということだ!つい先日、古賀武夫先生が亡くなったと思っていたら、今度は偉大なる作家アーサー・C・クラークが亡くなった。これでSF界の三巨人、I・アシモフ、R・ハインライン、A・クラークがみな鬼籍に入ってしまった。バイカー修ちゃんはあまりSFを好まない。意外でしょ?だって、そこの浅いつまらない子どもだましが多いんだもの。でもね、よくできたSFはおもしろいよね。その意味で、上記3人の巨匠の中では、やっぱりアーサー・C・クラークがもっとも好きです。よく、「人間が描けていない」って批判があるけど、それは非常に浅薄(せんぱく)で当たっていないと思うぞ。クラーク先生の描く物語は、例外なく壮大な話が多い。残念ながら、宇宙に放出される、物理学でいう・・いわゆる「消費エネルギー」の“余り”で生成された一生命体である「人間の心の中」なぞの矮小(わいしょう)な世界を描くために「2001年宇宙の旅」や「幼年期の終わり」を書いたわけではないことは熟読すればわかる。評論家に多い、ストーリーをなぞって評論してるたぐいの書評であろうな。この「今日の一言」の文章を読んでごらんよ!なんて詩的な表現なんだ。バイカー修ちゃんはじつはよくこの文章を引用させてもらってる。クラーク先生は科学的説明を品格のある文学的表現であらわせる数少ない人だった。バイカー修ちゃんは何を読んでも美しいこの人の小説が大好きだった。もうそれも新刊で読めなくなってしまった・・。でも大丈夫さ。クラーク先生は今ごろ、土星の衛星軌道上を回る「モノリス」の中で、自分が生み出した「ボウマン船長」や「HAL9000」とチェスでも楽しんでいるだろう。スターチャイルドとして空間と時を超越し、光子と化して、木星の衛星「エウロパ」の厚い氷の下の海の中をのぞいたり、ベガの四連星を見下ろしながら、今見てきた宇宙の不思議が、自分の小説をはるかに超えることについて、アシモフやハインラインと熱い議論を交わしているだろうな・・・。
- by 社長ブログ・バイカー修ちゃん
- at 16:00
コメント
ZZRさん、意外と子煩悩なんだ・・。
出生届を覚えていない僕はちょっと罪悪感・・。
ちなみになんて名前にしたんだろう?
くまさん、気になりますよねえ。
でも、ZZRさん!おめでとう!
くまさん、どうもありがとうございます。
星新一は僕も大好きです。
ショート・ショートは、ほぼ全冊読んだと思います。
子供の名前も決まりまして、出生届も出しました。
上の子の時もそうですが、僕は提出前の出生届を
カラーコピーして大事に保管しています。
この子たちが、いつか大人になり、結婚し、親になる・・
そのどこかで、出生届のコピーを本人に渡したいと思っています。
この子たちの出生当時、僕らが拙い字で出生届に書いた名前や
住所、お医者さんが証明してくれた出生日時などを見たとき、
この子たちはどんな反応を示すのか?
その時の光景を想像して楽しんでいます。
そして、その子たちが、いつか自分の子どもの出生届を
書くことになったとき、書きながらどんなことを思うのか・・・?
くまさんのおっしゃるとおり、
命はつながっていくものだと思います・・・。
くまさん、いらっしゃい!
ZZRさんの新しい家族の誕生に祝福ありがとう!僕も最近、恩師ともいえる先生を亡くし、辛い気持ちでいたのですが、片方でこうやって新しい命が生まれてくる。
生命はくまさんの言うように繋がっているんですね。僕らが何を残すか?
それは僕らではなくて、次世代の子どもたちが僕らから何を感じてくれるかでしょうね。
ZZRさん 元気な男の子のご誕生おめでとうございます。
最近あまり言われませんが「小さく産んで 大きく育てろ!!」ですね。イイナァ、新生児の匂いが懐かしいです。
時代は、ワークライフバランスですね、ZZRさんも育児参加するのかなぁ。
子育ては未来を作る大切な仕事です・・・っていうより 楽しいし!!
修ちゃん、命はつながっていくんですね。
私達は、次の世代に何を残していけるんでしょうか。
ちなみに 私のSFは 星新一!!!
ZZRさん、男の子誕生おめでとうございます!
第二子ですか・・。これで責任もいよいよ大きくなりましたね。ご両親もお喜びでしょう!
とんぼがえりで大変ですね。
ハインラインの「夏への扉」ですか。あれはいいですね。僕も宇宙ものより好きです。昨年読み返してあらためておもしろいとおもいました。
僕の好きなSFは、スタニスワフ・レムの「ソラリスの陽のもとに」です。タルコフスキーやジョージ・クルーニーの映画より原作が数段おもしろいですよ。
では、オクサマにお大事にとお伝えください!
こんばんは。
早速ですが、3月18日(火)18時過ぎ、
2400グラムの元気な男の子が生まれました。
分娩室に入ってから10分足らずでの出産
だったそうです。
実は、前回書き込みした3月15日深夜の
数時間後、妻が実家で突然破水して救急車で
運ばれ、早朝6時に連絡を受けた私は、8時発
の飛行機で長崎にすっ飛んで行きました。
幸い母子ともに無事でしたが、数日中の出産
予定と言われていて、予定より1ヶ月ほど早い
ものの、少しづつ体重も増え、生後2日目から
ミルクも欲しがるなど、成長は早いのかもです。
父親に似て肉付きも良いらしいです。
明日夜の夜行バスで長崎に向かい、子供と
対面してきます。
さて、私が唯一印象に残っているSF小説は、
R.ハインラインの「夏への扉」です。
その昔、小室哲哉のバンド・TMネットワークの
紹介記事を読んで、同氏がハインラインの小説
を好きで、よく小説から歌詞のモチーフをとると
書いてあったことや、私が大ファンの山下達郎も
同名の曲を作っていたことから読んでみました。
※ウィキペディアで「夏への扉」を見ると、山下
達郎のことも、しっかり記載してありました。
栗本薫のグインサーガシリーズも高校時代に
読みましたが、今では内容全く覚えてません。