ウィリアム・シェイクスピア

殺すなら明日にして、今夜は許して!
-[1564-1616] 英国の劇作家・詩人 ウィリアム・シェイクスピア「オセロー」第5幕第2場より-

今日は、シェイクスピアの悲劇の言葉を書きました。

「オセロー」は有名な四大悲劇のひとつですね。あとは「マクベス」「リア王」「ハムレット」です。

意外にも「ロミオとジュリエット」は入っていないんですよ。

これはその悲劇度が単純な恋愛にあるからだと言われてるんだな。

で、この「オセロー」主人公のオセローはムーア人(アフリカ系イスラム教徒)ってのがミソなんだ。

舞台はヴェネツィア。奥さんは美しい白人のデズデモーナ。

側近にそそのかされてデズデモーナの浮気を疑ったオセローはこの妻を殺してしまうというストーリーだ。

そのデズデモーナがオセローに殺される時の叫びがこの台詞だ。

単純に「助けて!」じゃないところがすごい。「殺すなら明日にして」だよ!

バイカー修ちゃんは英国の名優サー・ローレンス・オリヴィエの映画でこの話を知った。

今思うと、黒い化粧をしてたけど彼が黒人には見えないんだな。

400年も前から人種差別に起因した悲劇があったんだろうな。

話の中にはそういう雰囲気はまったくでてこないけど。

ちなみにシェイクスピア悲劇でも有名な「ジュリアス・シーザー」で彼がブルータスに刺されて死ぬまぎわに吐く有名な台詞「ブルータス、お前もか?」ってあるでしょう?

その後のブルータスの台詞はあまり知られていない。

「運命よ、おまえの意志は人間には知るすべもない。人間いずれは死ぬ、それは知っている、問題はいつ死が訪れるかだ」って言うんだな。

結構深いなあ。「ヘンリーⅤ世」では絶望的なフランス軍との戦闘前に彼がこう苦痛を訴える「一般庶民が享受しうる無限の心の安らぎを、王はどのぐらい捨てねばならぬのか!」王様も辛いんだよ。

バイカー修ちゃんはシェイクスピア好きなんだ。皆さんも読んでみたらいい。

つまらないジャニ系のドラマより奥深くて面白い。最近は新訳の本も出てるしオススメだよ。

「リア王」なんか、黒澤映画の「乱」ではストーリーほとんどそのままで戦国時代に舞台が移っただけだし、バイカー修ちゃんはストーリー的には「マクベス」が面白いと思うぞ。

ちなみに今「乱」に主演した仲代達也さんは石川県七尾市にある能登演劇堂で「マクベス」の公演を行うという。

75歳で元気だね!マクベスが狂った妻の死を聞かされて吐く台詞は

「明日、また明日、また明日と、時は小きざみな足どりで一日一日を歩み、ついには歴史の最後の一瞬にたどりつく、昨日という日はすべて愚かな人間が塵と化す死への道を照らしてきたのだ。」

そのとおりだと思うなあ。

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