2007年09月19日
カール・セーガン
今日、1kgのものを地球を回る低い軌道まで持ち上げるのにかかる費用は、ちょうど1kgの「金」の価格と同程度である。
-[1934-96] 米国の天文学者・小説家 カール・セーガン1996年最後の作品「惑星へ」p64より-
これが書かれた1996年頃は、金は1g1400円くらいしてた。一旦1000円くらいまで下がって、今は2000円くらいしてますよね。これがバブルの1980年頃は5000円以上してた時代があったんだ。まあ相場なので上がり下がりはするんだけど、今じゃ金より原油の方が上がってるんじゃないでしょうか?とまあ、こんなこと言うよりカール・セーガンの説明はわかりやすいと思うぞ。SFの世界じゃもう一世紀も前から簡単に宇宙にいけるんだけど、現実の世界じゃ50年近く前に月に行ったきりぜんぜん進化していない。せいぜい人工衛星「カッシーニ」が木星や土星の美しく異様な姿の写真を送ってくれただけみたいだ。もう何百年も千年も「お尻から火を噴いて飛ぶ」っていうシステム以上のものが考え出されていないってことは科学もなさけないなあ。こんなお金をかけて地球の周回軌道をウロウロしているようじゃ、ワープ航法で宇宙のはてまで行くまで人類の寿命ははもたないだろうな。地球をふっとばすには今のできそこないのロケットと爆発以外に使い道のないこれまたできそこないの核兵器で十分だもん。宇宙には自然の摂理か神の力か、核融合によって光や熱を発する太陽のような星がわんさかとある。太陽になりそこなったのが木星や土星だろう。彼らを「カッシーニ」の写真で見るとアップの映像はこれ地獄そのもの。一つの雲の渦が地球の何倍もある。これが遠くで見ると美しい星になる。まるで人間社会のようだね。宇宙にはエネルギーと地獄と天国があふれている。そこには時間もないだろう。そんな世界を人類が飛びまわれる時代はいつくるんだろう。
- by 九州教具(株)
- at 05:11
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