2007年07月25日
日本武尊(ヤマトタケル)
倭(やまと)は 国のまほろばたたなづく 青垣山こもれる倭(やまと)しうるわし
-日本神話の英雄 日本武尊(やまとたけるのみこと)(日本書紀表記、古事記では倭(やまと)建(たけるの)命(みこと))辞世の和歌-
日本武尊(ヤマトタケル)は、2世紀頃にいたといわれる英雄です。第12代天皇景行天皇(けいこうてんのう)の子となっているので、今の天皇陛下のご先祖様にあたるんだね。日本の皇室は世界で最も古い家系だそうですが、その信憑性はともかく、家系がつながっているというのはすごいことだな。中国4千年の歴史っていうけど、それはぶつ切りの皇帝の歴史だ。日本はちがう。天皇の直接統治の時代が過ぎて鎌倉幕府の武家社会になっても、象徴としての天皇の権威は江戸時代まで続き、近代の明治時代から平成の世になっても連綿と続いている。英国王室なんて足元にも及ばない。世界最古の王室だ。これは日本人はあまり知らないけど外国人はけっこう知っているかもしれない。歴史は重要だ。それが事実か否かは別にして国のブランドを上げる。これがないのがアメリカだ。どんなにがんばっても300年だ。日本に対するオマージュもすごい。「さゆり」って芸者の映画を見たけど、アメリカ人の懐古趣味と、「伝統」という美学に対する「飢え」を感じた。「ラストサムライ」、「硫黄島からの手紙」もそうだろう。もうすぐ完成する遠藤周作原作、マーチン・スコッセッシ監督の「沈黙」はどうなるんだろう?なぜこうもハリウッド映画で毎年毎年日本の映画ができるんだろう?アメリカ人もほとんど出てこない映画なのに。中には英語さえほとんど使われていない。彼らは歴史に飢えている。自分の持っていない歴史を他国の歴史で補完してる。今アメリカの中で有色人種が増えて相対的に白人が減っていることも一因だろう。アメリカ人の思う「アメリカ」はうつろい、変質していく。日本人の心に宿る「倭(やまと)」はここがちがうんだな。
- by 九州教具(株)
- at 09:01
コメント