2007年07月24日

サミュエル・ハンチントン

一方、イスラームにとって問題なのは、CIAとかアメリカの国防総省ではない。問題なのは西欧そのものなのだ。それは異なった文明であり、そこに所属する人間は、自分たちの文明が普遍的であると確信し、衰えつつあるとは言え、自分たちには優勢な国力があるから、その文化を世界中に広げるのは自分たちの義務だと考えている。
-[1927-] 米国の歴史学者ハーバード大教授 サミュエル・フィリップス・ハンチントン「文明の衝突」より-

今、あまりにいたましい事件がおきている。例のイラクでまたまたイスラム原理主義のタリバンがこともあろうに韓国人のキリスト教徒たちを、それもボランティア活動できていた人たちを拉致した。これまでの例からいうとやるといったら彼らはやる。これはいったいなんなんだ?1500年もイスラム教徒とキリスト教徒の抗争は続いてる。同じ神をルーツにした兄弟宗教なのに。われわれには不思議でならないこの現象も彼らには当然のようにうつるんだろう。今のアメリカはキリスト教徒の国じゃなくて「アメリカ教」の国に見えるんじゃないかな?この弱肉強食のアメリカ教が古い伝統と歴史を破壊しにくる。って教義かな?イスラム教の人たちは個人的に付き合ってみると温厚で真面目な人が多い。そりゃ禁酒だし、宗教分離どころか、国家が宗教の教義で成り立っているからね。それに比べアメリカの文化ってどうよ?ムカシのアメリカはカッコよかった。道徳的でナイスガイ。ちょっと女性に甘いのもご愛嬌だった。ジョン・ウェインやゲイリー・クーパーやクリント・イーストウッドがいた。でも今やとても家族でアメリカ映画を見ようとも思わない。平気で銃を乱射し、汚いスラングを乱発して、悪党かと思ったらこれが主人公だって。おいおい!これじゃイスラム教徒じゃなくたってノーサンキューだよ!キリスト教徒だってノーサンキューって言うと思うぞ。なにか病んでいるぞアメリカ。ムカシのカッコいいアメリカに戻ってくれよ!この国になら負けても仕方が無いって思える太っ腹のアメリカに戻ってくれよ。日本はあなたとの戦争で亡くしてしまったものも多いんだ。「ラストサムライ」や「さゆり」はそのオマージュか?そしてアメリカは「自分自身」も亡くしつつあるように見える。そのうち「駅馬車」がリメイクされるぞ。

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