極楽も 地獄もさきは有明の 月の心に 懸かる雲なし
-[1530-78] 越後の戦国武将 上杉謙信(長尾景虎)辞世の和歌-
武田信玄とくれば、この人でしょう!
越後の龍。毘沙門天の化身。赤いじゅばんの女性説まである「義」の武将。
上杉謙信というより長尾景虎でしょう。
辞世の句としては
「四十九年一睡の夢、一期の栄花、一盃の酒」
の方が有名ですよね。景虎は酒好きだから。
バイカー修ちゃんも個人的には信玄より謙信の方が好きです。
信玄は「手段は選ばず」っていうある意味戦国武将らしいワイルドさがあるんだけど、謙信は神秘的な感じがする。
女性説もあるくらい不思議な人だと思うぞ。
およそ戦国時代らしからぬ価値観だし、生涯結婚もしてなく側室もいない。
いやあ、変わった人だよね。
まあ、この辞世の句も後の創作らしいという声もあるけど、辞世の句なんてほとんどそうでしょ?
ここは素直に謙信の心ととらえたいなあ。
まあ歴史に"if"は禁物だけど、謙信が亡くなっていなかったらその後の信長の天下はどうなっていただろうか?って思うよね。
確かに信長は時代の価値観まで変えたまさしく異端児だったわけだけど、信長って本当に神がかった男だと思うぞ。
だって自分より強い、信玄や謙信があいついで亡くなるという幸運を得たからだ。
まあ、信長が暗殺したって説もあるけど。
現に謙信には戦でボロ負けしている。
いちばん信長が恐れていた武将だったのはまちがいない。
でも、その信長もながくは続かず、信玄の武田家も滅び、江戸時代末期まで生き残ったのは上杉家だ。
どれをもって成功かって難しい。
でも企業は「永続性」だってとくドラッカー先生の言葉をもってすれば、上杉家は大成功したってことだよね。



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