誰も見よ 満つればやがて欠く月の いざよふ空や人の世の中
-[1521-73] 甲斐の戦国武将 武田信玄が家臣 板垣信方の行いを諌めた和歌-
大河ドラマ「風林火山」がおもしろいですねえ。
バイカー修ちゃんちはみんな「大河ドラマ」ファンが多いんだけど、今回の「風林火山」は昨年の「功名が辻」より重厚でおもしろいと思うぞ。
主役の内野聖陽さん演じる山本勘助もだけど、市川亀治郎さん演ずる武田晴信(後の信玄)と、千葉真一さんの腹心板垣信方のやりとりもいいんだよねえ。
じつはドラマではもうすぐ、永島敏行さん演ずる村上義清との戦でこの板垣が討死にするんだけど、これが慢心する晴信のせいで死んじゃうことになりそうなムードなんだね。
でも事実はどうも逆のようなんだ。
晴信は若くして、父親を追い出すというクーデターによって武田家の当主となるんだけど、それを画策したのが側近の板垣や甘利虎泰だといわれてる。
だから彼らの慢心に手をやいたらしい。それを諌めるための歌が今日の一言だ。
そう思って読んでみるといい歌だねえ。
慢心こそは人間にとって最大の敵。そこから転落がはじまる。
でもこの失敗を教訓としてもっと大きな人間になれる人もいるんだよね。
自分はそうなりたい。失敗は大きなスパンでみると飛躍へのステップともなりえる。
いや大きな飛躍のためには「その失敗」が必要なこともあると思うんだ。
いい方向に考える。なんでも肯定的に考える。
でも失敗した原因はシビアに分析し、二度と起こしちゃならない。
これがリーダーのつとめだと思うんだ。
それを学ぶには武田信玄とライバル上杉謙信の生き方は参考になると思うぞ。



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