ブレーズ・パスカル

人間は天使でもなければ、獣でもない。しかし不幸なことは、人間は天使のように行動しようと欲しながら、獣のように行動する。
-[1623-62] フランスの哲学者・科学者・文学者 ブレーズ・パスカルの言葉-

前回のヨハネ・パウロ2世の言葉に近いことをパスカルはこう言っている。実感する言葉だよねえ。おそらく全ての人にあてはまるんじゃないかと思うぞ。考えてみると、人間にとって行動を「正しく抑制」するには、恐怖と羞恥ってのがかかせないんだろう。それが自分に対する戒めになるし、また宗教的にも、死んであの世にいった後が極楽か地獄かってことを考えると、へたなことはできない。ところが!ありがたいニッポンでは、宗教を軽んじ「現実主義」でものを考えるようになちゃった。「死んだらおしまい」ってことね。損か得か。大事なものはお金って答える子供が多いってことは、親がそう考えているってことだろう。この意味において人間は当然神ではないし、ケモノでもない。ケモノは「死んだら」なんて考えないし、損か得かなんても考えない。もっとシンプルに「生きるために食う」って本能だよね。こんな中途半端な生き物がこの地球に君臨してるところが悩めるところだね。でも人間のこの複雑な部分が今の社会を維持する大きなエネルギーになっているのは間違いないと思うぞ。いい例がこのインターネットだね。善意と悪意がこれほど共存しているシステムはないでしょ。解決はできない。ただ、前進あるのみでしょう。ゆれてゆられて悩んで休んで後悔して、昨日より少しましになった今日の自分がいる・・と信じたいよね。

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