2007年05月30日
佐々成政
このごろの 厄妄想(やくもうそう)を入れ置きし 鉄鉢袋(てっぱちぶくろ)今破るなり
-[1536-1588] 尾張出身の戦国武将 佐々(さっさ)成政 辞世の和歌-
佐々成政といえば越中(今の富山県付近)の名戦国武将で有名だね。信長時代に鉄砲の名手として一介の侍から国持ち大名にまで出世した人物だね。秀吉を筆頭に前田利家らとならぶ猛将だ。でも彼は肥後(熊本県)に国替えを命じられうまくいかなかったことを理由に最後摂津(大阪)で秀吉から腹を切らされて亡くなる。その時の辞世の句がこれなんだ。もう秀吉への恨みがこもりにこもって、鉄鉢に入れた恨み怨念いまはらしてやるぞ!っという怨念がよくでてる。この頃、秀吉はじゃまものはどんどん切腹させたり攻め落としたりしてるので信長の三男、信孝も切腹させている。彼の辞世は「むかしより 主をうつみの野間なれば むくいを待てや羽柴筑前(はしばちくぜん=秀吉)」これもすごいねえ。秀吉はうなされたんじゃないかな?加藤廣さんの小説「秀吉の枷(かせ)」では秀吉は悪夢にうなされている。さもありなん。先日、肥後(熊本)出身の農水大臣が自殺された。いろいろとうわさの多い人だったらしい。8通の遺書を残して亡くなったって報道されてるね。しかし、いかなる理由があっても亡くなったあとにあんなにぼろくそに言われたくないねえ。阿部首相にもその一通があててあったんだけど、厄妄想の入った鉄鉢袋は破られていたんだろうか?もう鉄鉢袋を持ったまま自殺した関係者が大臣入れて三人だろ?このニュースを聞いてバイカー修ちゃんは、即成政の辞世の句を思い出したんだ・・。しかし、この鉄鉢袋を破らなければもっともっと増えて問題の原因は闇の中だ。なんかみんな「死人にくちなし」って知らぬ半兵衛を決め込んでいるように見えちゃうんだよ。やだねえ、みんなそう思っているよ。鉄鉢袋は破られるんでしょうか?
- by 九州教具(株)
- at 06:09
コメント
ながのりさん、いらっしゃいましたね!バイカー修です。
詠律さんでしょうか。
佐々成政の埋蔵金伝説ですね!秀吉との確執で追い詰められた成政が立山に埋めたという・・・。
この人も悲運の武将ですなあ。成政の不幸は自分の心にあったと思います。妾の小百合の悲劇や、不幸を招いた黒百合のハナシや、この人には「勇み足」の傾向があるんだよなあ。
いつも拝見させていただいています。大変為になる内容で、勉強させていただいています。
佐々成政といえば、黄金伝説ですよね!アルプス越えの時に黄金を埋めたとか・・・「朝日さす・・・で始まる暗号文があったと思います。魅惑・魅力のある武将ですよね。