何かをうまく語ることは、何かをうまく描くことと同様に難しくもあり面白いものだ。線の芸術と色の芸術とがあるように、言葉の芸術だってそれより劣るものじゃない。
-[1853-1890] オランダの後期印象派画家 ヴィンセント・ヴァン・ゴッホの言葉-
生前、弟のテオが買った絵以外、まったく売れなかった画家だったそうです、ゴッホは。孤独で奇行が多く、結局自殺しちゃったんだよね。画家っていうのは生前はほんとに苦労した人が多いよね。ゴッホは不器用な人みたいだ。でも、芸術家って多才な人も多いよね。俳優で絵を書く人。歌手で書道がうまい人。雄弁な画家。もともとキャラが個性的で感性は人十倍くらい強いから多才なんだろうな。小説家なんて絵がうまい人多いでしょ?芥川龍之介の河童の絵なんてすばらしい。しかし・・また芸術家はこのゴッホみたいに人生をまっとうできない人もまた多い。芥川しかり。もともと狂気と現実のはざまに見える自分の世界を絵にしたり小説にしたり、映像にしたりしてるんだから非常に危ういわけなんだろう。そして・・バイカー修ちゃんも絵を描いてたからわかるんだけど、絵って「描けなくなる」んだ。途中、迷って迷宮に入り描けなくなる。「これでいいんだろうか?」「いや、当初にポリシーからはずれる」って悩んで30年近く未完成のイラストがバイカー修ちゃんにもあるんだ。これが趣味の段階だからいいけど、これが職業だったら「うつ病」になると思うぞ。それにまわりのいいかげんな論評が耳に入る。これも辛い。ほめる人よりけなす人のほうが圧倒的に多いから。これで自分自身が壊れていくんだ。ゴッホの絵って晩年の頃の絵が評価高いよね。やはり狂気のはざまに開花した才能なんだろう。しかし、世間の賞賛は遅すぎた・・。人生って往々にしてこうなるんだ。だから自分で命を絶っちゃいけないよね。



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