マーク・トウェイン

育ちのよさというのは、自分がどれほど立派だと思っているかということや、他人というのはどんなにつまらない人間だと思っているかということを隠すことである。
-[1835-1910] 米国の小説家 マーク・トウェインの言葉-

あいまいなことを明瞭な言葉で表現できることが教養だとしたら、このマーク・トウェインこそは教養人だね。この人言葉が平易(へいい)なんだよ。わかりやすいの。難しい言葉で難しいことを言えるのはただの学者だけど、さすが「トム・ソーヤーの冒険」の作者だけあって、簡単な言葉で難しいことを言える。例えば「アダムはリンゴが欲しかったから食べたのではない。禁じられていたからこそ食べたのだ。」うんうん。「人間は顔を赤らめる唯一の動物である。あるいは、そうする必要のある唯一の動物である。」どう?すばらしいでしょう。人間の本質をわかっていなきゃ、こんな言い回しはできないよね。しかし、マークはこうも言っている。「我々はものの道理を知ることによって、獲得したものと同じだけのものを失っている」とね。僕らの幸せも不幸も知りすぎたことからはじまるのかもしれない。本当は「知った」つもりになってもその先にもっと知らない世界があるんだけど、それには努力が必要なんだ。大方の人は知ったつもりになっててその先を知ろうとしない。その力が「器」なんだろうな。器は自分でこねて大きくする以外にない。形はいびつでも、大きけりゃそれにこしたことはないだろ?カタチはよくても小ぶりで小さくまとまるよりはるかにいい。

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