悪徳とはなにか。それは君が屡々(しばしば)見たことのあるものだ。一般にあらゆる出来事にたいして「これは君が屡々見たことのあるものだ」という考えを念頭に用意しておくがよい。結局上を見ても下を見ても至る所同じものが見出されるであろう。古代史も中世史も近世史もその同じもので一杯だし、今日も都市や住居はこれで一杯だ。一つとして新しいものはない。すべておきまりであり、かりそめである。
-[354~430] 西方教会最大の教父 聖アウグスティヌス「自省録」より-
おいおい、これは1600年前に書かれた文だよ。聖アウグスティヌスが亡くなって16もの世紀が過ぎているのに、このあまりの進歩の無さはいかがなものだろう?人のお金を嘘ついてもてあそんだ青年が実刑になる。まあ、仕方ないかな。でも、組織ぐるみで行った証券会社がおとがめなしってのはなぜなんだ?これって絶対なにかあるよねえ。日本って法治国家じゃないんだな・・って改めて思ったな。バイカー修ちゃんはいつも言うんだけど、ものごとにはすべて二面性がある。日本ほど裏を読めないお人よし国家もない。スパイ組織もないし秘密警察もない。でも、日本ほど「暗黙知国家」もない。法律ではなくて「人」のつながりでものごとが進む。アメリカほど陰謀うずまく国もない。でもアメリカほど単純な国もない。なんでも二面性があるんだよ。その表と裏のどちらに時代の比重がかかっているかだね。日本は近々そのスイッチがかわるかもしれないって不安を持っている。日本人はそのおかれた環境で全力をつくすという民族だ。驚くべき多面性を持っていると思う。柔軟だし。思考もそうだ。もっとも品行方正であり、かつもっとも前衛的である。肉体的にもそうだ。この短期間でこれほど肉体を体型から変化させた民族もないんではないだろうか?なめられているのに恐れられている。戦略がないようでもっとも結果を出している。なんせ2000年も続いている。戦えば恐ろしいくらい攻撃的になる。日本人は知らないけど・・戦ったことのある国は知っている。



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