2007年02月21日
萩原朔太郎
自由とは、自分が「自由である」と信ずるところの、一つの幻覚にすぎないのである。
-[1886-1942] 詩人 萩原朔太郎「虚妄の正義-社会と文明-」より-
昨日、Peace4UさんおすすめのDVD「Faster」(ファスター)を見た。最近上映された(長崎は田舎だからなかったと思うけど・・)「MotoGP」のドキュメンタリーなんだ。バイクに興味ない人もこれはすごいと感じるだろうな。「MotoGP」は四輪のF1に相当する990ccのレーシングバイクで最高速330キロに達する世界最速最強のアスリートの戦いだ。バイクはクルマと違いライダーの実力が80%を握る。「MotoGP」に比べたらF1は退屈だ。チャンピオンのロッシもライバルのビアッジも殴り合いまで演じながらチャンプをめざし、ほとんどのライダーは骨折、脱臼で身体はボルトとプレートでサイボーグ状態だ。みんな子供の頃から天才と騒がれたライダーだった。この天性の才能を生かし、プロとしての格闘家になったんだ。自由に生きるために。しかし、彼らのスケジュールと重圧とマネーと運はハンパじゃない。おそらく地上を走る乗り物でこれほど凶暴な乗り物はないだろうな。バイクはクルマよりも決定的に未完成な乗り物だ。彼らは命がけのこのスポーツに自由を求めているんだろう。常人ではとても耐えられないこの「不自由」さに耐えられるものが真の「自由」を得られるんだろうな。
- by 九州教具(株)
- at 12:46
コメント
タカトシくん、バイカー修です。「Faster」レンタル屋さんにあるある!ツタヤにあるよ!!
Peace4Uサマ、僕も「Faster」みて、ヒエエ〜!!とか、リヤタイヤからケムリはいてナナメに走ってる〜!!なんて言ってみてました。決して見ながら萩原朔太郎じゃあないですよ〜!!
くまさん、バイカー修です。
僕は朔太郎の「非常な善人と非常な悪人とは感じが殆ど同じです。」っていう言葉に衝撃を感じました。
でもね、常人でも真剣に望めばそれは「自由」につながるのかもしれないよ!
うっ!見たい!
レンタル屋さんにありますかね?
修サマ、コンニチハ。
2日連続で名前を出していただきありがとうございます。
ぼくは「Faster」を観ても、「すっげー」とか「ウッヒャー」で終わってしまいましたが、さすが修サマ、萩原朔太郎氏を引用してくるとは、目の付きどころ、、、いや、目の付けどころが違いますね。「Faster&Faster」かどちらか忘れましたが、レイニーがローソンと一緒にカートに夢中になっている画像を観て、なんだかホッとしました。
こんばんは くまです
中学生の頃に、『艶めかしい墓場』という詩に出会ったときからずっと萩原朔太郎に恋しています。
理解できていると思っては居ないけど、兎に角、何故かその 肌触り と 臭ひ が好きなんだ〜。
プロが命がけで耐えて克服する不自由さの向こうにある 真の自由・・・常人がお気楽に望んでも、得られるのは幻覚に過ぎないのね,残念。