2007年01月12日
ジャン・ポール・サルトル
もっといい時代はあるかもしれないが、これは我々の時代なのだ。我々はこの革命の直中に、この生を生きるより他はないのである。
-[1905-80] フランスの哲学者・小説家 ジャン・ポール・サルトルの言葉-
いまサルトルってまったく流行らなくなったね。バイカー修ちゃん少年時代のちょっと上の世代、つまり団塊の方々のインテリ思考の人達にめちゃめちゃ流行った時代があった。実存主義といってこれがまたクールでしょってて世の中を斜めに見る傾向が強かった。左派的で資本主義は人間の主体性と自由を疎外しているというスタンスだったね。その意味でサルトルの小説「嘔吐」なんかを読むと、彼は人間は常にその時代に縛られることから逃れられないという考えが根底にある。その考えからこのような言葉がでると思うんだ。そして流行らなくなったサルトルだけど、今読むとなかなか説得力があっておもしろいんだなこれが。バイカー修ちゃんは実はけっこうサルトルに影響受けているんだ。人間は「その時代の空気に縛られ、逃れられない」と思っている。教育とは、その時代の空気を教え込むことだと思っている。武士が切腹するのもたぶん「その時代の空気」にあがらえないんだろうと思うぞ。ゆえに、他の時代に殉じた人に美学を感じるように今の時代にも未来の人が見た場合に美学があるんだろうな。今見えないだけで。
- by 九州教具(株)
- at 08:41
コメント
こんばんは
あれから考えていますが、実存主義者・・なのかなあ私。
実は逆に 『信心深い人』 っていうのに もにすごく憧れてます。(信心深くない自分に罪悪感を感じるくらい。)
これまで 宗教関連の本も手当たり次第に読んでみたりしましたが(この時点で既に信心深さからはかなり遠い?!)、キリストもお釈迦様もサイババも(?)、今ひとつ心に落ちないんですよね。良いことはわかるんだけど、芯から信じられないというか。
信じて救われたいけど、結局は”自分”が問題と直接関わって行くしかない!!ってところに落ち着くわけですね。
くまさんも「実存主義者」かもよ!「我思う。故に我あり」ですからねえ。家族を愛する優しいくまさんは感受性豊かな存在感のある人だと思うよ!
くまさんが読んできた本の話も聴きたいな。
こんばんは
もう驚き疲れた感がありますが 修ちゃんホントにいろいろ読んでるんですね。(私は正直 サルトルはかすったこともありません)
”今の時代の空気” を教え込まれた子どもたちが創っていく ”未来の人たち” が、私たちの時代に どんな美学を見つけるのか・・・興味ありますね。