天は自ら助くる者を助く。
-[1812-1904] 英国の啓蒙者 サミュエル・スマイルズ『自助論[西国立志篇]』より-
あまりにも、あまりにも有名なこの一言。バイカー修ちゃんが最も引用する言葉の一つです。なんせこの人の自助論は明治時代に「西国立志篇」として世に出たから日本人もたくさん影響されたのだ。この有名な文章の原文は"Heaven helps those who help themselves."となっているのだ。昨日まで、「ただいま100歳」という曻地(しょうち)三郎さんという「しいのみ学園」理事長で医学博士の人の本を読んでいた。この人は3人の子供のうち二人までもが重度の「脳性まひ」にかかり、夫人と二人、日本で初の養護学校を作った人だ。普通ならくじけてしまうこの運命を自ら学校をつくることで息子たちと同じ悩みを持つ人々の神となり、明るく、小学校の先生から奮起して、博士号までとった人なのだ。100歳にしてかくしゃくとし、中国にも韓国にも「しいのみ学級」をつくり燃えている。こんな人が、「天は自ら助くる者を助く」の鏡なんだろうな。この「しいのみ学園」には知能指数40以下の子が入園するんだけど、その子が人間性を取り戻していく様、人の役にたちたいと卒園し粉まみれになって働く様、健常者の弟が大学に合格したはいいが、経済的に東京まではやれない家庭事情。それを薄給を貯めた貯金を出して親に「進学させてやってくれ」と頼む脳性まひの兄。無事卒業するんだけど、人間性ってなんなのだろう。僕ら健常者のくせにぜんぜん「自助努力」をしていないのではないか?涙っていったいなんのためにあるんだろう・・・。



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