ウィンストン・チャーチル

極めて複雑なものから、極めて単純なものが出現するのだ。

-[1874-1965] 英国の元首相 ウィンストン・レオナルド・スペンサー・チャーチルの言葉-

ご存知ヒトラーの天敵チャーチルの言葉です。

第二次大戦前夜1930年代、第一次大戦に勝利したもののフランスではあまりの被害の大きさに厭戦(えんせん)気分が蔓延していた。

ロシア革命に刺激されて左翼「人民戦線」が政権を掌握し、民主的ではあるが経済も不安定で分裂状態だった。

英国もにたりよったり、ドイツ・イタリアも戦後の混乱やハイパーインフレでまあヨーロッパは混沌としていた。

第一次世界大戦だってなんでサラエボでの銃声がああんな大戦争になったのかじつはよくわからないのだ。

ここからナチスは生まれた。

世界一民主的といわれたドイツワイマール共和国からあんな単純な男が率いる暴力的国家は生まれたのだ。

知的で誠実であるはずの善良なドイツ国民が圧倒的に支持し、「選挙によって」世界史に残るこの悪魔的独裁者は誕生した。

昨今はスターリンや毛沢東の方が「殺人」にかけては数段上手だったということが明らかになっているけど、彼らは「革命」という暴力によってその地位を得たまあ「まともな手段で」独裁者になってる。

この「選挙によって」生まれたというところがミソだな。

人間はあまりに混沌として出口が見えない状態になると、「他人に依存して」楽になりたがる。

今の自民党政権にもそういう傾向が顕著にあらわれていないかな?

戦前の日本もそうだった。国民が望んだ戦争であったのかもしれない。少なくとも「空気」があった。

大衆の潜在的暴力願望というのはものすごいエネルギーを持っている。

これをタブー視し論議しないところに「同じ失敗」を繰り返すおろかな人間の未来が見えるなあ。

チャーチルの読みは深い。当時ヒトラーの信者はどの国にもたくさんいたのだ。

戦後はほっかむりしてそんなことはなかったかのような顔してるけど。

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