2006年01月30日

リヒャルト・フォン・ヴァイツゼッカー

過去に目を閉ざすものは将来に向かって盲目である。

-[1920-] ドイツの元大統領 リヒャルト・フォン・ヴァイツゼッカー「荒れ野の四十年」より-

日本一のホテルグループ東横インが不祥事を起こした。それだけならまだしも社長会見で火に油状態になっちゃった。コンプライアンスの逸脱はいまや重罪だ。「反社会的」のレッテルはこの社会での村八分を意味するということが昨今の事件でよくわかったぞ。「誰でもやってるじゃん!」は通用しない時代になったのだ。このようなことは過去にもたびたび起こっているんだけど・・・。人間って学習能力皆無だからなあ。そういう意味で今は新たな「社会主義化」の始まりなのかもしれない。この「今日の一言」はヴァイツゼッカー元大統領だけではなく、かなりの偉人が同様の意味のことを口にしてるぞ。詩人ジョージ・サンタヤーナは「過去を思い出せない者は、それを繰り返す運命にある」と言っているし、ウィンストン・チャーチルも「過去を知らぬものは未来を失う」とまったく同じことを言っている。日本でも物理学者の寺田寅彦は「歴史はくり返す。法則は不変である。それ故過去の記録は又将来の予言である」と言っている。(ちなみにこの言葉はバイカー修ちゃん今日の一言2003-8/25(Mon)でも述べているので見てください)しかし、ヴァイツゼッカー元大統領はドイツ人だ。ドイツ人のこの言葉の重さはまた格段に違うのだ。なんせ「ナチス」の呪縛があるから。最近、新作ドイツ映画「ヒトラー」のDVDを買いました。戦後60年を経てやっとヒトラーを正面から捉える映画ができたのです。世界史においてやはり半世紀というのはひとつの区切りのようですなあ。

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