私は金のために、この世界に入ったのだ。芸は後からついてきたものなのだ。このような話を聞かされると落胆するかも知れないが、仕方がないのだ。それが真実なのだから・・。
-[1889-1977] 英国の喜劇王チャールズ・チャップリンの回想より-
チャップリンの自伝にあったんです。正直なだけに迫力がある。食うために入った世界で登りつめた男 なんですね。この人のいい業を非難する人はいないけど、チャップリン自身はかなり問題のある人だったようですね。女性問題のトラブルも多いし、恵まれない 環境で育ったがゆえの愛情の欠乏があったんだろうな。私生活では破綻しているとったほうがいいかもしれない。しかしその愛の欠乏が彼のすばらしい作品を生 んだ原動力になっていることはまちがいないだろうな。芸術家は人生の失敗者が圧倒的に多いのは、狂気の中からしか現実の問題は直視できないのかもしれない な。普通の人は良くも悪くも順応しちゃってさ、問題を問題とも感じなくなるのが関の山だと思うぞ。狂っているからこそヒトラーをも喜劇にできるんだろう。 もしかしたら似たもの同士だったりして。


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