松尾芭蕉

月日は百代(はくたい)の過客(かかく)にして、行きかふ年も又旅人也。舟の上に生涯をうかべ、馬の口とらへて老いをむかふる物は、日々旅にして旅を栖(すみか)とす。古人も多く旅に死せるあり。予もいづれの年よりか、片雲の風にさそはれて、漂泊の思ひやまず。

-[1644-94] 江戸時代の俳人 松尾芭蕉「おくのほそ道」-

先般一茶の俳句をここに書いたら評判がよくて、やっぱり美しい日本語に皆さん興味があるんだという ことを感じました。今日は芭蕉の「おくのほそ道」です。どうですか本当に美しい日本語ですよねえ。今ではこの美しさは無くなってしまいましたよねえ。言葉 に感動するというのはこのようなものなんですね。文字を口語体にするのもいいけど、文字は言葉より不便な分、言葉にはない美しさがあったはず。日本は近年 まで口語と筆記は違っていた。昔は文字は特権階級しか使えなかったので美学があったんだよね。今はたしかに文盲(もんもう)はいなくなったけど、文章も低 俗化してしまった感は否めないよね。だからこんなサイトにたくさんの人が来てくれるんだろうけど。バイカー修ちゃんもいづれの年よりか、片雲の風にさそは れて、漂泊の思ひやまず。かな。

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