北大路魯山人(ろさんじん)

低級な食器に甘んじてゐるものは、それだけの料理しかなしえない。

この料理で育てられた人間は、またそれだけの人間しか生まれない。

-[1883-1959] 陶芸家・書家・料理研究家 北大路魯山人「料理天国」より-

魯山人はここめで言いきっているんですね。たかが料理されど料理ですね。

まるで食事が「餌(え さ)」化している現代人は魯山人に言わせると「それだけの人間」以下なのかもしれないな。

イタリアではスローフード運動がさかんで、食の大切さを問いかけ る運動が盛り上がっているようでこれも相通じるところがあるんでしょうな。

そもそも、食えない時代から脱却するためにしゃかりき働いてきたのに、今度は忙 しくて満足に「食えない」とはこれ本末転倒であることはまちがいない。

レトルトの「高級カレー」になれてしまって、あの黄色いハウスバーモントカレーやイ ンドカレーの家庭で作ったカレーを「おいしい」と思うのはバイカー修ちゃんだけでしょうか?

ファミレスのいかにもレトルトor冷凍食品っぽいハンバーグで はなくて、家でこねくり回した垢抜けない母の手作りハンバーグを大事に大事に食べた記憶がよみがえる今日この頃です。

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