レフ・ニコラエヴィチ・トルストイ

人間は、自分の生が一つの波ではなく、永久運動であることを、永久運動が一つの波の高まりとしてこの生となって発現したに過ぎぬ事を、理解した時初めて、自分の不死を信じるのである。

-[1828-1910] ロシアの小説家・思想家 レフ・ニコラエヴィチ・トルストイ「アンナ・カレーニナ」より-

トルストイはやはり偉大である。人生をこのように表現できることがすごいと思うぞ。個人の人生は人 類の永久運動のある一部分である。という発想はすばらしい・・が、なかなかそうは思えないんだよなあ。人類の多くは矮小でずるくて、自分本位でたいした能 力もないのに自己顕示欲は強いというおろかな動物なのですね。そのチェーンリアクションで現在があるということはたいしたものだ。この発言を理解するには 「宗教感」なしには語れないと思うぞ。「自己犠牲」にはその恩恵があればこそ可能だ。自爆テロも「自分はジハードで神に召され」その行為は正義の行為で あって子孫のためと思えばこそできるのだ。そう信じているものに否定しても無駄だ。ひるがえって隣の国みたいに基本的に「宗教」も「儒教」(道徳)も否定 し、俗物主義と拝金主義に生きている国にとっては「死ねば終わり」だから、こりゃトルストイの言葉もチンプンカンプンだろうな。今しか価値を見出さないも のは幸せにはなれない。つねに不安だから。トルストイも中国語版はあるんだろうに。

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