我々は短い人生を受けているのではなく、我々がそれを短くしているのである。
-[BC4-AD65] ローマの哲学者 ルキウス・アンナエウス・セネカの言葉-
セネカの言葉は大変興味深いものがある。それは逆説論法だと思う。「短い人生をつくりあげているの は誰か?」ともいえる。また彼の有名な「いかに大勢が自分より前にいるかを見るよりも、いかに大勢が自分より後ろにいるかを考えよ」もまたしかり。大変説 得力のある論法だと思うぞ。人間は前にしか目が向いていないから一方しか見えない。一方しか見えないから争いがおきる。なんといっても「争いはおきて当然 だ」という論法で日本以外の国の憲法は書かれているからなあ。もしかしたらこんなへんな思考法の生物は宇宙の中でも珍しいんじゃないかとすら思うことがあ る。人類の哲学はここ2000年くらいあまり進化していないので、紀元前のセネカ先生の言葉もありがたく感じるのだ。しかし、当のセネカ先生は2000年 後の子孫のわれわれを見て嘆かれることだけはまちがいないと思うぞ。なんせいかがわしいレベルの「指導者」が地球を破壊するボタンをにぎっているんだも の!


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