チャールズ・チャップリン

何億年もかかって人間の意識はここまで進化したんだよ。それを君は消そうというのか。宇宙で何よりも尊い、生きるという奇跡を君は消そうというのか。星に何ができる? 何もできやしないさ。決められた軌道を回っているだけだ。

-[1889-1977] 英国の喜劇王チャールズ・チャップリン 晩年のアメリカ映画「ライムライト」の台詞-

すばらしい台詞ですねえ。バイカー修ちゃんはこの「ライムライト」大好きなんです。すばらしいと思 いませんか?チャップリンの思いはこの台詞にすべて凝縮されていると思うぞ。よく考えられた言い回しだなあ。壮大な天体よりも人間の意志が尊いとはとても 哲学的な表現だ。でも偉大なチャップリンにも魔が差すこともある。彼の最初の妻リタ・グレイとの話は有名だ。まだ15歳の頃に妻にし、その後壮絶な離婚裁 判をし、62万ドル(戦前の話ですからねえ・・)の慰謝料をせしめたことは一大スキャンダルとなり、裁判中にポルノまがいの暴露合戦になってしまった。ア メリカってやっぱり「先進国」だったんですねえ。チャップリンは自伝でもこのことにはいっさいふれていない。人間すべてに聖人であることはできないんだよ なあ。でもこのようなことでチャップリンの偉大さがそこなわれることはないと思うぞ。

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