天下の世話は実に大雑把なるものにて、命さえ捨てれば面白きなり。
-[1835-67] 土佐出身 幕末の倒幕運動の指導者 坂本龍馬の言葉-
この龍馬の言葉もあまりにも有名ですが、昨日もふれた勝海舟の「氷川清話」。
これがまたおもしろいんだよなあ。
勝海舟が氷川で隠居してからの座談を集めた本なんですが、司馬遼太郎さんの小説の元ネタがいっぱい書いてあります。
大きい本屋さんに行ったら 文庫で売ってますよ。
おそらく勝の弟子だった(らしい)龍馬の姿はここが大きなネタになっていると思うぞ。
西郷を評した龍馬の言葉
「なるほど西郷というやつは、わか らぬやつだ。少しくたたけば少しく響き、大きくたたけば大きく響く。もしばかなら大きなばかで、利口なら大きな利口だろう」
これなんか本当に肉声ですな。
武士にはユーモアの欠ける人が多くてこのような比喩(ひゆ)を駆使できる彼はまるで現代人的センスですな。
龍馬には佐幕派・倒幕派に限らず幕末の烈士にただようストイックさ、病的なイデオロギー、何かといえば「天誅!」と叫んで人を斬り殺すテロル性が希薄な人なんですねえ。
ここがすごい。新選組も土佐も長州も薩摩も似たもの同士。
でもこの坂本龍馬には不思議と「悲壮感」がない。
たぶんにフィクションたる司馬的竜馬イメージが強いけど、残された言葉からもこの人の度量の大きさは伝わると思うぞ。
もっと生きていてほしかったよなあ。
三菱の創始者は岩崎弥太郎じゃなくて坂本龍馬だったりして。



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