私たちは、遅きに失したスタートを切ろうとしている。21世紀のテクノロジー社会における、知力による大量殺戮を阻止しなければならない。これ以上の遅れは許されない状況だ。
-米国サン・マイクロシステムズ創業者の一人 ビル・ジョイ2001年3月米雑誌「WIRED」での発言-
ビル・ジョイ氏発言の今日は最終項です。「知力による大量殺戮」というショッキングな言葉を使うく らいですからかなり鬱々(うつうつ)と考えている様子がよくわかると思うぞ。これからもう4年がたっている。人類はなにか手を打ってうるのだろうか?コン ピュータ・ネットワークの危険性の予兆としてのハッキング、フィッシングは人災といえるけど、これをコンピュータ自身が行うかもしれないし「ウィルス」な んかは自己増殖する。電子の生命の「人格」問題をどうするのか?「2001年宇宙の旅」の「HAL9000」コンピュータは明らかに「人格の芽生え」が見 られた。矛盾した命令に苦慮していた。人類は「人間性」を獲得するのにピテカントロプスの時代から100万年もかかっている。人間の100万倍も優れた能 力をもった機械に「人間性」が芽生えるのにどれくらいかかるんだ?そもそも人間ではないのに「人間性」なんて可能なのか?ここが見えずに進化している恐ろ しい現実があるのだ。



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