ミヒャエル・エンデ

資本としてのお金は最大の利益を生むように投資される。

そうして資本は増え、成長する。

先進国の資本は増え続け、そして世界の5分の4は ますます貧しくなっていく。

というのもこの成長は無からくるのではなく、どこかがその犠牲になっているからだ。

そこで私が考えるのは、もう一度貨幣を実際になされた仕事や物の実態に対応する価値として位置づけるべきだということ。

そのためには現在の貨幣システムの何が問題で何を変えなければならないかを皆が真剣に考えなければならない。

人間がこの惑星上で今後も生存できるかどうかを決める決定的な問いだと私は思っている。

-[1929-95] ドイツの児童文学者 ミヒャエル・エンデ(代表作:はてしない物語)の言葉-

ミヒャエル・エンデってご存知でしょうか?

「はてしない物語」という童話は「ネバーエンディング・ストーリー」として映画化もされ大ヒットしましたねえ。

でもこれ原作とエンディングが違って訴訟にまでなりました。

まったくさえないバスチアン少年がファンタジーエン国に行くという物語。

この作者エンデが経済についてこんなことを述べているんですね。

もっともだと感じませんか?

実態のないものに投資してお金がデータとして扱われ増えたり減ったりする。

外国の通貨とデータ上でやりとりして増えたり減ったりする。

こんなことを繰り返していくうちにお金のデータ上の流通額は実際の紙幣の金額とまったく桁違いの金額となる。

不思議だ。

こんな不思議な虚構の世界。

これこそ現代のファンタジーエンだと思う。

もっと不思議なことはこんな虚構の世界を誰も理解していなくせに「理解したような顔して」暮らしている。

このファンタジーエンでわれわれはバスチアンになれるんでしょうか?

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