「嫌いなものは殺してしまう、それが人間のすることか?」
「憎けりゃ殺す、それが人間ってもんじゃないのかね?」
-[1564-1616] 英国の劇作家・詩人 ウィリアム・シェイクスピア「ヴェニスの商人」第四部の台詞-
ご存知ベニスの商人のやり取りです。原文では"Do all men kill the things they do not love ? Hates any man the thing he would not kill ?"となっております。まさしく人間とは、感情で他の人間を殺してしまう。地球上でもっとも野蛮で危険な動物です。この危険きわまりない動物を制御するために宗教や道徳が考えだされたと思うのだが、その「非科学性」が現代の科学万能論者から軽くあしらわれる結果に至り、この世紀の道徳崩壊状態のカオスに陥ってしまった。小説や物語というのはその人間の浅はかさをよーくわからせてくれるものですね。文学は基本的に作者一人の世界観が表現されているが、ドラマや映画は集団での表現活動だから役者に思い入れができないとか、映像的に納得できないとかいう理由でなかなか感動できない。お手軽ではあるけどね。今、若手の作者の台頭で文学に光がさしてきた。ハリーポッターの影響で子供も長編を読むようになった。一番読まないのは30代~40代の世代かもしれないなあ。



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