ホルヘ・ルイス・ボルヘス

哲学とは人間の本質的な当惑の体系である。

-[1899-1986] アルゼンチンの作家・小説家 ホルヘ・ルイス・ボルヘスの言葉-

今の日本はこの「哲学」を軽視した結果の姿だと思うんですね。何のために生きるのか?仕事とは「対価」を得るために行うだけなのか?若者に多い「今がよければそれでいい」という考えを批判するのは簡単だけど、そういう短絡的思考というのは最後の防衛なんですね。そう思わなければ生きていけない。不安で不安でたまらない。不安を解消するには「自分より不幸」な人間を対象につかの間の優越感を感じるか、それを感じずにいられる自分の世界のみをつくるかしかないじゃないですか。怪しげな新興宗教はどんどん増えて、詐欺の被害者はあとをたたない。人間何かを信じないと生きていけない証拠だと思うぞ。しかし子供のころ甘やかしてきちっと勉強読書の習慣をつけさせないからちょっと小難しいことが理解できない。こりゃ人災だ。貧富の差も問題だが、学力の格差も問題だ。この前「国産」最後のトキが亡くなったけど、日本人もこりゃ絶滅種になるかもしれないぞ。

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