2005年12月より「朝礼ネタ・スピーチに使える名言・格言コラム集〜バイカー修ちゃん今日の一言」としてブログで配信しております。
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十年を過ぎずして茶の本道廃(すた)るべし。廃(すた)る時、世間には却(かえ)って茶湯繁昌と思ふべきなり。-[1522-92] 安土桃山時代の茶人・千家流開祖 千利休の言葉-

2005-12/9(Fri)

500年たっても茶の本道は廃れるどころか世界にも知れ渡る日本の「道」であります。でもまてよ。実は利休の求めていた「茶の湯」は実は廃れてしまって今の「茶道」はまったく別のものかもしれないぞ。いやそうに違いない。オリジナルと完成品が似ても似つかないことはよくあることだぞ。キリスト教とてイエスが説いた宗教と現在のキリスト教はまったく違ったものだろうな。利休は腹を切って茶と名をのこしたわけですな。しかるに茶や花、武芸までも「道」という哲学にしてしまう日本人の精神性とはすばらしいものですな。日本には植物をとっても南国から北国の植物まで驚くほどの種類があるという。虫の声ですら世界で最も多種の声が聞こえる国らしい。その日本人のベースを日本人自身が壊してきた。アイデンティティの欠如がこの社会の現況の根源かもしれない。日本人の精神性はまだまだ生きていると信じたい。