2005年12月より「朝礼ネタ・スピーチに使える名言・格言コラム集〜バイカー修ちゃん今日の一言」としてブログで配信しております。
クリック下さい。


とる物もとりあえず、我さきにとぞ落ゆきける。あまりにあわてさわいで、弓とる者は矢を知らず、矢とる者は弓を知らず。-「平家物語」より-

2005-11/4(Fri)

これが有名な「富士川の対陣」の様子ですね。NHK大河ドラマ「義経」でも義経が朝方富士川で平家を急襲し、水鳥の大群が飛び交う音に驚いて騒然とする平家が描かれておりましたなあ。そのシーンを「平家物語」ではこのように表現しておりまする。うまい表現ですねえ。高校のときあれほど嫌いだった古文ですが今じゃこれが大好きなんだから不思議ですな。この「富士川の対陣」が治承4年(1180年)です。800余年も前の話しですな。朝廷(天皇)の時代(平安時代)から実質的権限が武士に移る鎌倉時代での移行期ですな。あまり教科書には書いていないけど、王たる天皇が傀儡(かいらい)化しまさしく象徴となり、その存続が暴力装置である「武士」に移る歴史的な時代であると思うぞ。これが約700年も続く武家社会の始まりだ。これ以後武士はそのルーツを平家か源氏に求め、朝廷の前では「平(たいらの)信長」とか「源(みなもとの)家康」などと名乗っておられた。まあブランドなんでしょうな。出所も怪しいし。武士なんか元々は山賊みたいな連中だし。ちなみにバイカー修ちゃんのご先祖様は薩摩藩藩士でありました。