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これはねみなさん、芸術は無益であるといっているのであって、「無価値」といっているのはないぞ。本当に価値のあるものは本来多数のものにとってはまったく「無益」なものなのだ。キャンパスに描かれた絵画はカネで取引されるものでは本来なくて、人間が目で見た世界を脳で三次元画像化しキャンパスという二次元に投影したあらゆる生物の中で人間にしかできない恐るべきわざなんですね。その感性が人を覚醒させ、感動や美をいとおしみ人生観なで変えてしまう。誰でもわかる芸術は「女性の美」でしょう。これに息をのんだことない男性は性倒錯者以外にはいない。これも芸術。鍛えられた男性美も芸術。本来なんの益もないしろものです。価値がないといえばない。あると思えばそれはかけがえのない価値。でもこれがなければ人間はただの動物なんですね。哲人ゲーテはこう言っています「一の中に多を見出し、多を一のごとく感ぜよ。さらば、芸術の初めと終りとを会得せん」と。
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