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耳が痛いぞ。さすが作家人の心理を見抜いている。多くの人は「自分はまあよくやっている」と思っている。「悪いのは自分を認めたがらない他人」だとも思っている。そして自分の人生があまりうまくいっていないのは「運が悪い」と信じたがっており、「自分は被害者」だと言い聞かせている。結婚した夫がふがいないからハイソな生活がおくれないのであり、自分を認めないのは「会社が悪い」のであって自分のせいではない。子供が勉強できないのは「学校の教育のせい」であり、●●さんちの子供の頭がいいのは「お金があるから高い塾に通わせている」からだそうだ。いいかげんにしろ!と神の声が聞こえてくるぞ。なんでも人のせいにして・・悪いのは「自分」でしょ?運がいいいのも悪いのもすべて自分のせいでしょ?ドストエフスキーの「カラマーゾフの兄弟」を読んでみよう。私たちはみんなドミートリイ、イヴァンやグルーシェンカのように醜い。アリョーシャのように自分よりも他人を重んずる人間は小説の中にしかいないのかな?
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