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みなさん、「イワンの馬鹿」を読んだことがありますか?豊かな百姓の4人の子ども、軍人のタラース、商人のセミョーン、ちょっと頭の弱いお人よしのイワン、おしでつんぼ(今じゃこの言葉は使えないんだけどこの物語ではぴったりなのだ)のマラーニヤがいた。兄二人は世俗的でずるくてイワンとマラーニヤはお人よし・・・。この民話の結末は想像がつくでしょう?バイカー修ちゃんはとてもトルストイ的作品だと思っています。ロシアからソ連にそしてまたロシアに、この連邦国家は農民国家で専制的な地盤も持っていますね。北オセチアの悲劇もまた、苦痛に鈍感なロシア人ゆえの他民族への迫害にも鈍感さが招く悲劇なのかもしれない。ナチスの犠牲者よりスターリンに粛清された犠牲者の方が多かったといわれるロシアの悲劇。いや、ウクライナやグルジアの人々を「ロシア人」とくくってはいけないのでしょう。すくなくとも独立したのだから、チェチェン人はいまも「ロシア人」にくくられている。でもその200年の悲劇がこの事件を肯定する事項にはなりえないと思うぞ。みんなタラースやセミョーンで「イワン」は一人もいないのだ。
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